元陸上選手の山口真未、5月1日に競輪デビュー…120期で唯一静岡所属のガールズレーサー

ガールズグランプリ出場を目標にプロレーサーのスタートを切る山口
ガールズグランプリ出場を目標にプロレーサーのスタートを切る山口

3月に競輪選手養成所を卒業した山口真未(29)が、来月1日に静岡競輪場で行われるルーキーシリーズでデビューする。120期で唯一、静岡所属のガールズレーサー。茨城出身で現在は伊豆市に住む元陸上選手がバンクを疾走する。

 実力は十分。在所成績は21人中4位で、卒業記念レースでも3位に入るなど同期の中ではトップクラス。「3日間、確定板(3位以内)に乗るように頑張りたい」と、謙虚に抱負を語るが、デビュー戦Vも狙える力は持っている。

 七種競技でインカレ8位に入るほど陸上に打ち込んだ大学時代。「ちょっと興味があったから」と、日本スポーツ振興センター(JSC)が実施した「ナショナルタレント発掘・育成プログラム」にエントリーしたことがあった。五輪でメダル獲得を狙える潜在能力を持つ選手を発掘するプログラムで身体テストを受け、当時は自転車、7人制ラグビー、スケルトンに適正があると診断された。

 筑波大大学院卒業後、社会人でも陸上を続けたが、持病の左アキレスけんの痛みで断念。そんな時、テストの結果を思い出した。「競技スポーツは続けたかった」と、自転車への転向を決意。メキメキ頭角を現し、26歳だった2018年秋には、全日本の500メートルタイムトライアルで優勝し、ナショナル強化指定Bに入るほど実力をつけ、一時は東京五輪を目指した。

 19年に養成所に一発合格。女子では最年長だった。「ゆくゆくは、ガールズグランプリに乗りたい。速い選手ではなく強い選手になりたい」。陸上で鍛えた運動能力を武器に、山口がトップを目指す。(塩沢武士)

 <山口真未>(やまぐち・まみ)1991年12月12日、茨城県古河市生まれ。29歳。中学時代は陸上の混成競技で全国中学体育大会6位入賞。聖徳大付聖徳高(現取手聖徳女子高)から茨城大に進学し、筑波大大学院卒業。169センチ。家族は両親と祖母。

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