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駆け足で現場情報(栗東)

スポーツ報知

 こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、木曜恒例と言いますか、特に本日は大変忙しくなりまして、週末の仕込みも全く終わらず、午後7時前に執筆開始という、まさに緊急事態。ということで、どーでもいい前振りは省略とさせていただきます。今日はすぐにPOGの話題に行かないと、さすがにまずい時間帯でございます。

 ということで、早速本題へ。今日は栗東でのナマ取材を中心にお伝えしていきましょう。友道厩舎では個人的にオークスの最大の惑星候補と思っております【ニーナドレス(牝、父ハーツクライ)】は藤岡康Jと再びコンビを組むことになりました。まずは抽選突破ということになるんですが、例年よりは入りやすい抽選だと思っているんですけどね。

 次は2歳馬情報。先週のゲート試験に合格した【サトノヘリオス(牡、父エピファネイア、母エアマグダラ)】と【スタニングスター(牝、父Frankel、母Stacelita)】は放牧に出されました。ソウルスターリングを全姉に持つ良血馬、スタニングスターですが、やはり精神面での成長が必要なようで、北海道に戻って、成長を見ながら、デビュー時期を探ることになりそうです。

 一方のサトノは現時点で友道厩舎の2歳デビュー、一番早い組のイメージとのことです。この馬と【フィデル(牡、父ハーツクライ、母ラッキートゥビーミー)】が阪神から小倉あたりの中、長距離の芝での実戦を予定しているとのこと。他の馬たちは放牧先での様子を見ながらになるようですが、【ジャスティンスカイ(牡、父キタサンブラック、母リアリサトリス)】は北海道に戻って、洋芝でのデビューを視野に入れているようです。今は栗東に2歳馬がいませんが、再来週あたりに【ダンテスヴュー(牡、父キングカメハメハ、母クロウキャニオン)】が入ってくる予定とのこと。この馬は取材の感触がすごくよかった馬ですし、「(ディープ産駒の)ヨーホーレイクがゴツい感じなのに、この馬の方がディープっぽい。軽い走りをする」という友道調教師の言葉も非常に気になっている馬。栗東で、早く姿を見たい一頭です。

 さて、本日の栗東入厩馬から。池江厩舎で先日も触れましたが、注目の【オールタイムハイ(牡、父ディープインパクト、母ミリアグラシア)】が入ってきました。こちらも池江調教師の「サンデーサイレンス直子のような馬体」という言葉が妙に気になっている一頭です。あと、池添学厩舎に先日の福島牝馬Sで復活Vを果たしたディアンドルの全弟、【コンジャンクション(牡、父ルーラーシップ、母グリューネワルト)】も入ってきているようです。

 続いては清水久厩舎。すでにゲート試験に合格し、放牧に出されている血統馬3頭について、話を聞きました。まずは注目の新種牡馬の2頭、【ピエドラデルーナ(牝、父キタサンブラック、母スイープトウショウ)】と【コナブラック(牡、父キタサンブラック、母コナブリュワーズ)】ですね。2頭とも馬体の感じなど、「ブラックがよく出ていますね」と清水久調教師は分析します。中でもピエドラデルーナはお母さんの実績は言うまでもないんですが、気性の難しさを抱える血統でもあります。ただ、現時点では「気持ちもおとなしいですよ。ブラックがいい方に出ているのでは」と指摘。当然、早期デビューを見込む存在です。

 あとは【ラクスバラディー(牝、父ドゥラメンテ、母リッチダンサー)】ですね。こちらはコントラチェック、バウンスシャッセの妹になりますね。清水久厩舎の2歳勢としては、真っ先に入っているはずです。「この馬も手がかからなかったですね。馬格もしっかりとありますし、この時期にしては完成度の高い馬ですね」と手応えをつかんでいるようでしたよ。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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