【オリックス】山本由伸 9回0封もドローでトップタイ4勝目ならず「負けなくてよかった」

スポーツ報知
好投する山本由伸

◆パ・リーグ オリックス0―0楽天(28日・京セラドーム大阪)

 山本の“完封劇”で何とか負けなかった。則本昂との投げ合いに一歩も引かず、3安打無失点で9回を投げ切った。チームはここ2試合は9回に追いつかれる苦い引き分けで、球団としては1977年以来44年ぶりの3戦連続ドロー。ハーラートップ4勝目を逃したが、防御率1位に躍り出た右腕は、「とにかく負けたくなかった。打てなかったというより、則本昂さんがいい投球。逆に負けなくてよかった」と、野手陣をかばった。

 “省エネ投球”だった。初回先頭、小深田に二塁打。いきなり1死三塁とされたが後続を断ち波に乗った。最速156キロの直球を軸に、この日はカットボールがさえた。代名詞の奪三振数は「5」も、9回まで96球。今季最短2時間12分の投手戦をしのぎ頬を緩めた。

 中嶋監督は「本当に見応えのあるというか。すごい投げ合いだった」と両投手をたたえたが、勝ちきれなかったのも事実だ。月間6度の引き分けはプロ野球最多タイ。「勝てていないが、負けてもいないと思うべきか。それでも何とかやっていきたい」と指揮官。これからの戦いで、この意義を示すしかない。(宮崎 尚行)

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