【DeNA】2度の逆転も実らず2連敗で今季ワースト借金15…9人入れ替えの積極采配も実らず

スポーツ報知
8回、ベンチで険しい表情の三浦大輔監督

◆「JERAセ・リーグ公式戦」阪神―DeNA(25日・甲子園)

 DeNAは2度逆転する粘りを見せたが、勝ちきれずに2連敗となった。試合前には1、2軍で9人の選手を入れ替え、昇格即先発となった乙坂が「1番・中堅」で複数安打を放つなど、存在感を見せたが、1点リードの7回に3点を失って逆転されたのが痛かった。4勝19敗4分けで借金は今季ワーストの15になった。

 先発は2勝目を狙う阪口皓亮投手(21)。初回は無失点で乗り切ったが、両軍無得点の2回、先頭のサンズに四球を与えると、続く佐藤輝に6号2ランを浴びて先取点を献上した。それでも3回以降は復調して3、4回は無失点で抑えた。

 打線は今季4戦4勝だった阪神先発・ガンケルに序盤は苦しんだ。3回までは1人の走者も出せずパーフェクト投球を許した。それでも4回に、この日今季初昇格したばかりの乙坂が左前安打で出塁すると倉本も一塁への内野安打で続き、無死一、二塁からオースティンの左前適時打、佐野の右前適時打と今季チーム初の4連打で追いついた。

 オースティンが「しっかりと強い打球を打とうと繋ぐ気持ちで打席に入りました。いい手応えだったし、最近なかなか点が取れてなかったから、結果が出せて嬉しいよ」と笑顔を見せれば、佐野も「良い形で回ってきたので後ろに繋ぐ気持ちで打席に向かいました。追い込まれていましたが、なんとか食らいつくことができました」とうなずいた。

 同点の5回には1死一、二塁で佐野が右前適時打を放って勝ち越し、「自分の打席でなんとかしようという気持ちでした。結果に繋がり良かったです」。この試合で初めてリードを奪った。だが、守備の乱れが出たのが直後の5回裏。先頭の投手・ガンケルに中越えの二塁打を許すと、1死三塁で阪口の暴投で再び追いつかれた。ホーム付近でガンケルと阪口が交錯して阪口が左手を痛めて一度はベンチ裏に戻ったが続投。その後二塁打と四球を与えてマウンドを降りた。

 5回途中にして2番手・エスコバーを投入。2死一、二塁でサンズを平凡なフライに打ち取ったかと思われたが、野手陣がお見合いして落球(記録は一塁手・田中俊の失策)。勝ち越しを許した。それでも屈しないのがこの日のDeNA。7回に無死一、二塁からオースティンの適時二塁打と、佐野の3打席連続打点となる左犠飛で一気に逆転してみせた。オースティンは「カウント有利だったので積極的にいきました。ランナーを還すことができ良かったです」と振り返った。

 1点リードの7回にマウンドに上がったのは砂田。だが、右前安打と四球を与えて無死一、二塁で平田にスイッチ。陽川に三犠打を許して1死二、三塁から大山に中犠飛を許して追いつかれると、サンズに2ランを浴びて勝ち越しを許した。2点を追う8回には岩崎から1死一、二塁の好機を作ったが、乙坂と倉本が凡退して点差を詰めることは出来なかった。

 ▽阪口(5回途中6安打4失点で降板)「ブルペンから調子は悪くなかったのですが、先制点を与えてしまい、点を返してもらったのにも関わらず、すぐ追加点を与えてしまったことが反省点です。ランナーを残して降板してしまい申し訳ないです。次回登板では冷静に状況を判断して投げられるよう準備したいと思います」

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