橋本聖子会長 緊急事態宣言下の五輪テスト大会で「運営上の再点検」 陸上は無観客で実施へ

スポーツ報知
橋本聖子会長

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長が23日、都内で定例会見を行った。4都府県の緊急事態宣言下で実施予定の五輪テストイベントの意義について「人の移動が管理された上で、地元を含めて迷惑をかけないこと、選手の健康の確保、バブル(選手への対応)を作る再点検をしていく。本番に向けて間違いなく大会が実施されるよう準備をしていかないといけない。(本番で)支障をきたさないように、いますべき確認は影響がないようにしていきたい」と話した。

 宣言期間と重なるゴールデンウィーク前後は、飛び込みの五輪予選(5月1~6日)やバレーボールの親善試合(5月1、2日)などが予定され、国立競技場で開催予定の陸上の五輪テスト大会については「関係機関と協議中だが、おそらく無観客になるだろうと思う。安心、安全を最優先にし、できる限りの感染症対策をして開催したい」と説明した。

 定例会見前に参加した都内での講演では、来週にも組織委、政府、東京都、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の代表者による5者協議を開催することを明らかにした。焦点となる観客数の上限に関し、最終決定を6月まで先送りする案などを議論する見通し。選手向けの新型コロナウイルス対策をまとめた「プレーブック(規則集)」第2版も今月末に発表し、「観客の問題に関して、分かりやすく説明するべきだと考えている」と述べた。

 医療体制がひっ迫し、変異株の拡大も懸念される中、大会期間中の医療体制について組織委の高谷スポークスパーソンは「大会開催にあたっては、地域の医療現場に影響が出ることがないよう医療機関と準備を進めている。この基本方針に変更はない」と強調した。

 橋本会長は「組織委としては中止は考えていない。これであれば東京大会はできるんではないかと、歓迎をされる準備をするのが第一。開催をするための理解をいただくためにコロナ対策を総力を上げて取り組んでいる」と説明し、「アスリートとしては自国開催の大会は二度と巡ってこないチャンス、大きな夢、だれもがなしえることができない巡り合わせ。もし私がアスリートなら自国開催の五輪にチャレンジしたい」と語った。

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