森保U24「死の組」A組ライバル戦力分析

スポーツ報知
フランスの予想布陣

 東京五輪サッカー男女の1次リーグ(L)組み合わせ抽選会が21日、スイス・チューリヒで行われた。開催国の日本はA組で、南アフリカ、メキシコ、フランスと同組になった。出場国随一のタレント軍団フランス、12年ロンドン五輪金メダルで試合巧者のメキシコと強豪国がそろう“死の組”だ。

すでにA代表経験者ズラリ…フランス

 文句なしの金メダル候補だ。FWエムバペ(パリSG)やFWデンベレ(バルセロナ)は欧州選手権を優先するため欠場が濃厚。それでも来季バイエルンに移籍するDFウパメカノ、MFゲンドゥージ、FWイコネら、すでにA代表でプレーする選手らがそろう。他にも元同国代表DFリリアン・テュラムの息子であるFWマルクス・テュラム(ボルシアMG)も候補。各所属クラブが参加を認めるか否かで、メンバーは大きく変化しそうだが、いずれにしても強力なメンバーが控えている。

 また17年のU―17W杯(インド)では日本と対戦し、2―1で勝利。その試合で2得点を挙げたFWグイリは、今季12得点をマークするなどブレイクを果たし、メンバー入りが有力。この試合に出場していたMF久保やDF菅原にとってはリベンジの舞台となる。

 ◆フランス 1996年のアトランタ五輪以来、21年ぶりの参加。日本とは68年メキシコ市五輪の準々決勝で対戦し、1―3で敗れた。五輪予選を兼ねた19年の欧州U―21選手権で4強に進み、出場権を獲得。主力はDFウパメカノ(ライプチヒ)やMFゲンドゥージ(ヘルタ)ら。首都はパリ。面積は約54万4000平方キロメートル(日本の約1.4倍)。人口は約6700万人。

日本人コーチのサポート脅威…メキシコ

 メキシコは2大会ぶりの金メダルを狙う優勝候補だ。先月の北中米カリブ海最終予選では5戦4得点のMFコルドバら攻撃陣に加え、2失点の堅守で優勝をつかんだ。18年ロシアW杯メンバーのMFアルバレス、FWライネスら有力選手がそろう。オーバーエージには12年ロンドン五輪優勝メンバーのMFエレーラ(Aマドリード)、A代表通算50得点のFWエルナンデス(LAギャラクシー)らが候補に挙がる。

 日本にはロンドン五輪の準決勝で勝利したが、19年のトゥーロン国際では準決勝でPK戦の末に敗れている。さらに、日本人の西村亮太氏が18年12月から同代表のコーチを務め、指導メニューの作成やゲーム分析を担当している。日本に通じ、ハイメ・ロサーノ監督(41)の“名参謀”としてのサポートも脅威となる。

 ◆メキシコ 日本とは68年メキシコ市五輪の3位決定戦で0―2敗戦、ロンドン五輪の準決勝で3―1で勝利。今年3月の五輪北中米カリブ海最終予選で優勝し、出場権を獲得。主力はMFライネス(ベティス)、DFアルバレス(アヤックス)。首都はメキシコ市。面積は約196万平方キロメートル(日本の約5倍)。人口は約1億2600万人。

大陸唯一の連続五輪切符…南アフリカ

 南アフリカは大陸で唯一、2大会連続の五輪切符をつかんだ。19年のU―23アフリカネーションズ杯は2次予選から9試合のうち、6試合を完封。3位決定戦・ガーナ戦では、PK戦で1人目が失敗する大ピンチから6―5と奇跡的に逆転勝ちしており、勝負強さがチームの武器となる。

 A代表に選出されているMFモコエナをはじめ、フォスター、シンとポルトガルで活躍するFW陣は強力だ。オーバーエージで長身ボランチのMFズング(レンジャーズ)らが加われば層はより厚くなる。

 五輪初出場のシドニー大会では1次リーグで日本に敗れたが、ブラジルに3―1で勝利した。今夏も格上相手に金星を積み重ね、悲願の1次リーグ突破を目指す。

 ◆南アフリカ 日本とはシドニー五輪1次Lで対戦し、1―2で敗戦。五輪予選を兼ねた19年のU―23アフリカネーションズ杯は3位決定戦でガーナを下し、出場権獲得。主力はFWフォスター(ビトーリア)、FWシン(パソス・フェレイラ)。首都はプレトリア。面積は約122万平方キロメートル(日本の約3.2倍)。人口は約5778万人。

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