なでしこ高倉麻子監督、東京五輪の目標は「メダル。みんなが待ち望んでいるもの」組み合わせ抽選会

 サッカー女子日本代表が出場する東京五輪の組み合わせ抽選会が21日、国際サッカー連盟本部があるスイスのチューリッヒで行われた。2大会ぶり5回目出場となるなでしこジャパンは1次リーグE組に入り、カナダ、イングランド、チリと対戦することが決まった。7月21日の19時半より、カナダと札幌ドームで開幕戦を迎える。

 抽選会を終えて高倉麻子監督が会見し、対戦チームについてそれぞれ印象を口にした。初戦のカナダは、37歳FWシンクレアを中心としてきたが「今、世代交代の中でチームに波がある」と分析しつつ、「力強さ、個々の破壊力もある。大会に向かって仕上げてくると思う」と、五輪で2度の銅メダル獲得など実力に敬意を示す。

 次に対戦する英国は、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドで編成。19年W杯フランス大会でも1次リーグで同組で、直近3試合全敗と悔しい思いをしている。「ゴールへ向かう力強さはイングランドが一枚上手」だというが、「逆にボールをつなぐ技術、崩しのアイデアは日本も負けていない」と対戦経験から得た自信もある。また、これまで対戦が2010年1月(1△1)のみのチリについては「多くの情報はないが、南米なのでテクニックの高い選手はいると思う」と印象を話した。

 その上で「まずは自分たちのやるべき事を、攻守ともに積み上げないといけない」と自らにベクトルを向けることを強調。「短期決戦なので、チームが勝利に向かって気持ちを一つにして進めるかが大事。選手の気持ちの部分で、みんなで一つになって戦って行きたい」と、粘り強く戦い抜く姿勢を見せていく覚悟を示した。

 東京五輪での目標を「メダル」とキッパリ明言した指揮官。「みんなが待ち望んでいるもの。東京五輪はいろんなことがあっての大会になる。メダルをとって、女子サッカーのみならず、なにか勇気を持ってみんなが前に進める光になれたら」と大会開幕を見据えた。

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