フィギュアスケートの国別対抗戦(17日閉幕、大阪)で3位となった日本代表が18日、オンラインで一夜明け取材に臨んだ。
ペアで進境著しい三浦璃来、木原龍一組は、北京五輪イヤーの来季へ自信を深めるシーズンになった。3月の世界選手権では10位。木原は「自分達の位置が想像していた位置より上に来ることができているので、目標を大幅に上に修正して、(来季は)グランプリシリーズで1回は表彰台に乗りたい」。三浦も「たくさんの壁を乗り越えて、信頼感が深まったシーズンになった」と実感を込めた。
9歳差の2人は19年夏にペアを結成した。練習後には、仲良く人気ゲーム「ニンテンドースイッチ」のソフト「大乱闘スマッシュブラザーズ」で息抜きすることもある。木原は「たまにやる程度ですけど、あまり三浦選手が強くないので、よくボコボコにしていました。機嫌が悪くなるので、適度に手を抜いてあげてやっていました」と笑う。年の差を感じさせず、絆を深めながら北京へ向かう2人。三浦は「接しやすくて、本当に2人で一緒にいて楽しい存在」と改めて信頼を口にしていた。