【なでしこ】MF籾木結花「自分らしさを見つけて、受け入れてもらえる社会に」 J2長崎社長の高田春奈氏と対談

籾木結花
籾木結花

 なでしこジャパンのMF籾木結花(25)=レイン=が18日、J2長崎の代表取締役社長・高田春奈氏と対談。「サッカーはどのようにして平和を生むのか」をテーマに、約1時間のオンライントークを行った。

 東京五輪まで100日を切り、なでしこジャパンは8日と13日に約1年1か月ぶりの国際親善試合を行った。2011年W杯ドイツ大会優勝以降、求められるのは世界一。世代交代を経て、新しいチームとして戦う中で、「勝たないと見てもらえない」という現実を実感。代表選手としての使命、責任について考えることがあるという。

 高田社長はこれに対し、結果の重要性は理解した上で、「女子サッカー選手の活躍によって、女性でもこれだけ上手になれる、人に勇気を与えられるというモデルになる。かっこいい姿を見せてくれるだけで十分だと思う」とコメント。19年から長崎が掲げる「愛と平和と一生懸命」から、男女共通して「一生懸命という言葉が愛を発生させる。一生懸命やれば、愛してもらえるし、応援してくれる人も増えて強くなっていく」と見解を口にした。

 昨季、籾木は自身初の海外移籍を決断。米国、スウェーデンのクラブに所属し、日本と海外との多様性への認識の違いを目の当たりにした。「女性だった場合、多くは彼氏いるの? 旦那さんはいるの?と聞かれる。でも、海外では、彼、彼女はいるの?か、パートナーは?と聞く。一つの質問が、可能性を限定しているかもしれないと改めて気付いた」と実体験を話すと、高田社長も「多様性が受け入れられれば、受け入れられるほど、多くの平和が与えられると思う」と同意した。

 これまでもスポーツ界に限らず、「自分らしさを見つけて、自分らしさを受け入れてもらう社会になって欲しい」と、多種多様の業界の人と対談を行ってきた籾木。その経験は選手としても、人としても幅を広げるきっかけになっているという。「自分が足を置いているフィールドから抜け出して、違った世界の方と話すことで、自分の世界を客観的に見たり、新たな見方を見つけられる。何か違うものに触れることは大事。アスリートの人に絶対やって欲しいというわけではないけど、これをアスリートの方に聞いていただけたらと思う」とメッセージを話した。

籾木結花
すべての写真を見る 1枚

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請