【宏太’sチェック】札幌は仕上げの部分がぼんやり 

スポーツ報知
逆転負けにピッチに倒れ込む札幌の選手たち

◆明治安田生命J1リーグ第10節 札幌1―3横浜FM(16日・札幌ド)

 北海道コンサドーレ札幌は16日、横浜FM戦で1―3で敗れ、クラブ創設25周年記念のメモリアルマッチを飾ることはできなかった。0―0の後半2分にFWアンデルソンロペス(27)がCKから流れたボールを頭で合わせ、クラブJ1史上最長5戦連発、今季9得点目で先制。だが、後半35分、37分に連続失点、54分にはダメ押しの3失点目を喫し、悔しすぎる逆転負けとなった。

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 チャンスを作りながらも、シュートを打たなきゃいけない場面で打たなかったりしたのが響いた。前半43分にチャナティップがフリーで抜け出し、ロペスにパスするもシュート出来なかったシーンなどがそう。ゴール前できっちり仕事をするという意識が、抜けていた。

 横浜Mはサイドで起点を作り、FWとGKの間にクロスを上げ、そこに走り込んで得点したように一人一人が仕留め方を知っていた。札幌は攻撃を繰り返すことには長(た)けていたため、チャンスが多かったように感じるが、仕上げの部分が相手と比べてぼんやりしていた。

 どうすればゴールが入るかを考えないと。狙いを感じたのは福森のCKをジェイの頭に合わせた場面くらいで、他の部分でうちはここが強いからこうするというのが見えなかった。サイド突破しても、中が合わせられないのに速いクロスをただ入れるとかしていても、得点することはできない。

 いい時はすごいパスがバンバン通って無双状態になるが、この試合のようにプレスをかけられ、ビルドアップがうまく出来ないと弱さが出る。マリノス相手でもビビらず、勇気を持ってパスを出す。通らないのは出し手だけでなく、受け手の動きの問題もある。質の部分はより研ぎ澄ませてやって欲しい。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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