【Bリーグ】富山グラウジーズ ホーム最終戦で黒星も日本人選手のみで81得点「私たちはオフェンスのチーム」

両チームトップの26得点を挙げた宇都
両チームトップの26得点を挙げた宇都

◆バスケットボールB1第34節・第2日 宇都宮107―81富山(17日、富山市総合体育館)

 東地区4位の富山グラウジーズは、81-107で同1位の宇都宮ブレックスに完敗。2連敗を喫し、ホーム最終戦を白星で飾れなかった。チームの大黒柱である210センチ、138キロの巨漢センター、ジョシュア・スミス(28)が出場停止、エースのジュリアン・マブンガ(31)はコンディション不良で出場を回避した。日本人選手のみで2日間を戦い抜いたが、戦力の差は最後まで埋まらなかった。8日間で5試合の超過密日程を終え、浜口炎HC(51)は「昨日から試合を見ていたジュリアンは出場したいと直訴したが、膝もかなり腫れていた。あまりにも負担が大きく、私の判断で我慢させました」と説明した。

 敗れはしたが、一歩前進した。16日の第1戦では62-119とダブルスコアに近い点差で大敗。しかし、この日はポイントガードの宇都直輝(29)がスピード満点のドライブと10本のフリースローで、両チームトップの26得点をマーク。浜口HCは「私たちはオフェンスのチーム。選手たちはアグレッシブに戦ってくれた。マブンガ、スミスのチームと見られがちだが、日本人で80点を取れる力がある」と評価した。

 速いパスワークで相手マークを外して3点シュートを放つ場面も多く、39%の成功率でアウトサイドからも得点を重ねた。コロナ禍のため、観客席数は半分に制限されていたが、2293人のファンは大きな拍手で選手を後押しした。攻守で奮闘したシューティングガードの水戸健史(35)は「外国籍の選手がいない状態で、本当に苦しい試合だったが、みんなが積極的にリングに向かって点が取れたことは自信につながります」と振り返った。

 順位は5位に後退したが、ワイルドカード2位でチャンピオンシップ出場圏内をキープする。外国籍選手は2人と苦しい状況には変わりはないが、24日の新潟戦でマブンガ、25日にスミスが戻ってくれば、勝機は高まるはずだ。「ビッグマンは疲労がたまって大変な状況。自分たちでカバーできるかが、勝利へのカギになる」と宇都。2季ぶりのチャンピオンシップ出場に向け、チーム一丸となって残り4試合に挑む。

    (中田 康博)

◆宇都宮の安斎竜三HC「選手のタイムシェアは出来ている。疲れはあるが、それほど疲労はたまっていない。東地区で1位になるのは大変だが、選手がしっかりとやってきた結果。ホームで優勝を決められれば」

◆初スタメンで10得点を挙げた富山の特別指定選手・飴谷由毅(22)「両日ともタフな試合だったが、ブースターの応援のおかげで、みんな同じ方向に向いてプレーできた。これを糧にして、チャンピオンシップに向けて頑張りたい」

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