【無良崇人の目】4回転半を成功させる可能性があるのは羽生結弦

男子フリー、演技をする羽生結弦(代表撮影)
男子フリー、演技をする羽生結弦(代表撮影)

◆フィギュアスケート ▽国別対抗戦 第2日(16日、丸善インテックアリーナ大阪)

 男子フリーでは羽生結弦(26)=ANA=が今季自己最高の193・76点をマークし、2位だった。今大会はショートプログラム(SP)とフリーの合計点では競わないが、300・88点の高得点で記録は国際スケート連盟(ISU)に公認される。

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 羽生選手は良いイメージをつかんで今季を終えたと思います。フリー4位だった3月の世界選手権の時よりも強い気持ちが表れていました。全体を通しては4回転サルコーが1回転、4―3回転のコンビネーションが4―2にはなりましたが、世界選手権から着氷後の乱れが目立っていた最後の3回転半ジャンプまで、しっかり演じ切れてすごく良かったと思います。

 来季の北京五輪シーズンに向けて挑む4回転半は最も難しいジャンプ。試合に組み込むとすれば、このオフの練習で、まずは精度を上げること。その中で練習のバランスという点で、4回転半の練習に集中し過ぎると、他のジャンプに影響する可能性があります。まずは精度を上げつつ、けがをするリスクとも戦わなければならないでしょう。

 ただ、何度も言いますが、前人未到のこのジャンプを公式戦で成功させる可能性があるのは羽生選手だと思います。(14年四大陸選手権優勝)

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