内村航平 鉄棒で15・166点好発進 後輩の北園丈琉にも「内村2世は違う」独特エール

鉄棒で華麗な演技を見せ、安堵(あんど)の表情を浮かべる内村航平(代表撮影)
鉄棒で華麗な演技を見せ、安堵(あんど)の表情を浮かべる内村航平(代表撮影)

◆体操 ▽東京五輪代表選考会兼全日本個人総合選手権第2日(16日、高崎アリーナ)

 男子の種目別トライアウトが行われ、鉄棒に専念し、東京五輪出場を狙うロンドン、リオ五輪2大会連続個人総合金メダルの内村航平(32)=ジョイカル=は、15・166点をマークした。H難度の大技「ブレトシュナイダー」も成功し、選考基準の目安となる19年世界選手権1位の14・933点を上回り、4大会連続となる五輪代表へ好発進した。「(演技前の)3分間アップでいつもと違う感じだったけど、目標(15・133点)をギリギリ超えられた。予選としては上出来です」と振り返った。

 実は選考基準に沿って団体入りの可能性を模索し、鉄棒に加え、あん馬と跳馬も調整してきた。しかし多種目を練習する過程で、体は悲鳴を上げた。「チームには入りたいけど(五輪に)行ける方がいい」。2月下旬頃、改めて鉄棒一本にかけると決意。五輪切符は全日本の種目別トライアウト、全日本決勝、5月のNHK杯、6月の全日本種目別予選、決勝の全5演技で高得点を重ねていくことが求められる。前日15日には「プレッシャーも緊張感もあると思う。今回は、自分のために(演技を)やりたい。特に気負わず、準備してきたものをそのまま出きればいい」と話していた。

 演技終了後には個人総合で予選1位になった北園丈琉に対して「非常に頼もしいし、同じチームでできないのが残念」と笑顔。さらに「『内村2世』というのは違う。北園丈琉は北園丈琉。のびのびやってほしいし、プレッシャーをかけないでください。『内村2世』を使っていいのはボクの子供だけですよね」と後輩を思いやった。

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