【大学野球】中大が今秋ドラフト候補・古賀の3号3ランで開幕6連勝 スカウトも高評価

決勝3ランを放った中大・古賀(左)と完封した皆川
決勝3ランを放った中大・古賀(左)と完封した皆川

◆東都大学野球春季リーグ戦第3週第2日 ▽中大3―0青学大(16日・神宮)

 中大は投打がかみ合い、開幕6連勝を飾った。今秋ドラフト上位候補に挙がる大学NO1捕手、古賀悠斗主将(4年=福岡大大濠)が7回に2試合連続となる3号3ランを放ち、均衡を破ると、投げてはエース右腕・皆川喬涼(4年=前橋育英)が散発4安打で2試合連続完封。早くも今季4勝目を挙げた。

 快音を残した白球が、ぐんぐんと伸びていった。7回2死一、三塁。古賀が3ボール1ストライクからの5球目、直球を捉えると、打球は中堅左に飛び込んだ。「真っすぐを狙ってたわけではないですけど、反応で打てました。後ろにつないでいこうという気持ちが、いい結果につながったと思います」。3月から始めたノーステップ打法がハマり、昨秋まで通算53試合でわずか1本塁打だった男が、今季は6戦3発の大暴れだ。

 これまで、遠投115メートルの強肩を中心とした守備面でプロのスカウトから注目を浴びてきたが、打撃面でも大きく成長した姿をアピール。視察したロッテ・福沢スカウトも「スローイングを含め、捕手としての能力の高さは分かっているけど、打撃面でもいい印象を与えてもらっている。捕手は、大卒でも1年目から即戦力というのはなかなか難しいポジションだけど、彼ならその可能性は十分にある」と高く評価した。

 今季は昨秋2部優勝の青学大が自動昇格したため、リーグ史上初めて7校で1部リーグ戦を戦っている。2試合総当たりの1チーム12試合で勝利数の多さで優勝校を争っているが、第3週を終えて6戦全勝の中大が首位を独走。3勝3敗で追う2位・青学大に大きく水をあけている(東洋大と国学院大は2カード消化で2勝2敗)。

 19年秋以来のリーグ優勝に近づいているが「自分の目標はもっと上。チームが浮かれないように、キャプテンとしてやるべきことをやってしっかりと締めていきたい」。リーグV奪回のその先には、79年を最後に遠ざかっている大学日本一を見据えている。

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