【清水隆行の眼】大谷翔平5打席全てファーストストライクをスイング 今はどんなボールでも見極めてコンタクトできる自信

スポーツ報知
大谷翔平(ロイター)

◆メジャーリーグ ロイヤルズ3―2エンゼルス(13日・カンザスシティー=カウフマン・スタジアム)

 大谷の本塁打は、左腕投手のやや甘いスライダーを完璧に捉えた。今季は下半身の状態が良いのだろう。上体に頼らず体を開くギリギリまで我慢できている。

 構えの時、左打者は胸が三塁方向を向いているが、上体に頼ると体が開き胸が早く投手に見えてしまう。しかし、今の大谷は長く胸を三塁側に向けたまま投球を捉えているように見える。下半身との連動ができているためバットも内側から出ており、インサイドに来たボールのさらに内側を叩けるので、センター中心に強い打球が飛ぶのだろう。

 この日も5打席全てファーストストライクをスイング。これはなかなかできないことだが、今はどんなボールでも見極めてコンタクトできる自信に満ちているのではないか。

 第1打席では快足を生かして内野安打。このスピードがあればシーズンを通じて高打率をキープできるだろう。選手として一番すごいと思うのが、良かった時を振り返るのではなく、いつも向上心を持ってグラウンドに立っていることだ。今季は数多くの記録への期待がかかっている。そのためにも故障だけは気を付けてほしい。(野球評論家)

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