競泳日本代表 最年長31歳入江陵介が主将「みんなを後ろからそっと押すような」

 東京五輪代表が出そろった競泳チームの主将を、背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)が14日、主将に決まった。最年長31歳で「そういう役割があるかと思っていた」中で、13日夜のミーティングで告げられた。「これまでは真ん中の世代の人がやっていたので」と驚きはあったが、就任あいさつでは「気持ちいいあいさつをしていこう」と呼びかけたという。

 15年世界選手権で主将と務めた際は「余裕がなく迷いがあった。自分にプレッシャーをかけてしまっていた」という。東京五輪で4大会連続出場となる今は全体を見回せる余裕がある。「緊張感がある選手に早めに気付いて、納得した表情で臨めるチーム作りにしたい。みんなを後ろからそっと押すようなキャプテン像。自然体でいられるチームにしたい」イメージを描いている。

 理想は松田丈志が主将を務め、「他競技からもお褒めの言葉をいただくことが多かった」という12年ロンドン大会。五輪経験者が初出場選手に積極的に話しかけ「初めての選手も出たことがある感じになってたくらい」に経験が伝わっていたという。現状でコロナ禍で実際に集まるのは難しいが、オンラインでのコミュニケーションを計画。16年リオ五輪400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(26)=ブリヂストン=らに「いい経験だけじゃなく、こうしておけばよかった、失敗とか、いろんな経験談を若い選手に伝えてほしい」と求めた。

 12年ロンドン大会では、松田から「(北島)康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」との名言が出た。今回、入江からどんな言葉が発せられるか期待されるが「名言は作るものじゃないですよ。できるものです」と笑っていた。

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