立命館慶祥陸上部に100メートル中学王者の水野琉之介が入部「東京五輪代表を目指す小池さんのように」

リレー練習で軽快なピッチ走法を見せる水野
リレー練習で軽快なピッチ走法を見せる水野
立命館慶祥陸上部新入生
立命館慶祥陸上部新入生

 立命館慶祥高陸上部に昨年10月の全国中学生陸上(神奈川、日産スタジアム)の男子100メートルで優勝した水野琉之介(15)=青森・浦町中出=が加わった。同校OB小池祐貴(25)=住友電工=“2世”の期待がかかる大物新入生だ。23年北海道高校総体で100メートル、400メートルリレーの2冠と、小池が持つ100メートルの道高校記録(10秒38)更新挑戦を宣言した。

 あこがれの先輩が汗を流したグラウンドで水野が高校での競技生活をスタートさせた。リレー練習でも回転数の速いフットワークが、ひときわ光る。「小池さんのように文武両道で成長したかった。同じピッチ型。筋肉を付けての力強いキック、コンパクトな腕の振りを見習い、高校3年で迎える北海道総体優勝、小池さんの道高校記録更新を目指したい」と目標を掲げた。

 日裏徹也監督(39)は「スタートの速さを生かしたピッチ走法が魅力。小池同様研究熱心で勝負強さもあり、必ず成長してくれるはず」と期待した。

 昨年はコロナ禍で夏の中体連大会は中止も、10月に行われた全国中学生陸上の男子100メートルで、藤井清雅(千葉・君津中)と10秒87で同タイム優勝を分け合った。昨年度の全国中学100メートルランクも藤井が10秒68で1位で、水野は10秒77で3位。「藤井君とは中学1年のジュニア五輪で共に決勝に進出して以来、ライバルとして意識。練習の糧にしてきました」という。昨春、コロナ禍で部活ができない時も、近くの広場で300メートルダッシュを繰り返すなど自主トレに励んだ。冬期間も学校の1~4階の階段ダッシュ、仲間を背負っての負荷走などで体力強化を続けてきた。

 小池も高校時代、同期の桐生祥秀(当時・洛南高)の背中を追い成長した。好きな言葉は、スポーツメーカーがキャンペーンで使用した「身の程知らず」。自分の限界を定めず挑戦し続ける意味だ。水野は「100メートル9秒台を記録、東京五輪代表を目指す小池さんのように、自分も可能性を追い求めたい」と力を込めた。(小林 聖孝)

昨年度道内中学女子の100メートルと走り幅跳びでトップ記録の神田も入部

 〇…立命館慶祥陸上部には今春、男女各5人が入部した。神田琉杏(るあん)=札幌厚別南中出=は、昨年度道内中学女子の100メートル(12秒34)と走り幅跳び(5メートル54)でトップ記録を持つ。「高校では、100メートルで石堂陽奈さん(現・環太平洋大)のベスト11秒56、走り幅跳びも松田奈夏さん(現・青学大)が作った6メートル11の道高校記録を更新したい」と今春卒業した先輩“超え”を目指す。

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