松井珠理奈、卒業コンサート「アイドルは見た目じゃなくて、生きざま」 2年連続活動休止も08年から貫いたエース道

スポーツ報知
メンバーやファンへの感謝の言葉を並べて感極まる松井珠理奈

 SKE48の松井珠理奈(24)が11日、名古屋・日本ガイシホールで昼・夜2部構成の卒業コンサートを行った。

 昨年9月に予定されていたがコロナ禍で半年間延期。ようやく実現した卒業コンサートは、結成以来13年グループを率いたエースならではのステージだった。

 松井自身がプロデュースしたセットリスト。昼公演ではメンバー9人にソロを託した。「大きな会場でソロで歌い、成長してほしい」。自身の節目にもかかわらず、グループの将来を見据えた。

 未来だけではない。AKB48の10thシングル「大声ダイヤモンド」で選抜入りし、18年6月の選抜総選挙では19万4453票を獲得してAKB48グループの頂点に立ったからこそ「懐かしく思ってくれたら」とAKB48の「センチメンタルトレイン」や「心のプラカード」を披露。昨年5月に芸能界を引退した元AKB48の渡辺麻友さん(27)には「I miss you」のメッセージも贈った。

 09年の「強き者よ」から15作連続でセンターを務める一方、18年から2年連続で体調不良により活動休止を余儀なくされた。強さと弱さを併せ持つからこそ、「アイドルは、見た目じゃなくて生きざま。『ドームでやりたい』と言えば、皆でかなえていく。それが作られたものじゃなくて、本当にリアル」の言葉は重い。

 グループ最後の1期生は、今後は女優業などの道に進む。彼女の“生きざま”に惚(ほ)れたファンから色とりどりのサイリウムが注がれる中で迎えた最後の瞬間。「(前夜の)布団の中で泣き尽くしたかも」と話していたが、「みんなが頼もしくて。だから、卒業を決められました」。メンバーに感謝を伝えると、こらえきれずに涙がこぼれた。

 11歳145日で1期生オーディションに合格した08年7月31日からこの日で4637日。「全力投球」を合言葉に駆け抜けたが、まだ24歳。卒業まで禁酒するAKB48の峯岸みなみ(28)の影響で、大好物の母・ユミ子さんお手製のミートソーススパゲティを我慢しているが、「終わったら食べます。楽しみ」。アイドルをやり遂げ、あどけなさが残る表情で笑った。(田中 雄己)

 〇…“サプライズ”連続の卒業コンサートとなった。昼の部ではプロレス団体「NOAH」の4選手が登場し、プロレス好きの松井とコラボ。夜の部では、10日に卒業公演を行った高柳明音(29)と「TWO ROSES」を歌い、「15分で切ってきました」と12曲目の「Parting shot」ではショートカットに変身した姿で現れ、会場を驚かせた。大ファンだという安田大サーカスのクロちゃん(44)も観客席から見つめた。またSKE48劇場での卒業公演は、29日に決定した。

 ◆松井 珠理奈(まつい・じゅりな)1997年3月8日、愛知県生まれ。24歳。2008年7月、SKE481期生オーディションに合格、同10月に公演デビュー。総選挙は第1回で19位にランクイン。18年6月地元の名古屋ドームで開催された第10回で1位に上り詰めた。愛称は「じゅりな」。趣味はプロレス、料理、お菓子作り。特技はテーブルクロス引き。身長163センチ。血液型B。

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