【大学野球】南東北春季リーグ開幕、東北公益文科大快勝発進、柳沢7回0封デビュー 

リーグ戦初登板初先発で7回無失点と好投した東北公益文科大・柳沢大
リーグ戦初登板初先発で7回無失点と好投した東北公益文科大・柳沢大

◆南東北大学野球、春季リーグ(10日、いわきグリーンスタジアム)第1週第1日  東北公益文科大3-0山形大

 開幕して2試合が行われ、昨秋2位の東北公益文科大が山形大を3―0で下して白星発進した。リーグ戦初登板初先発の左腕・柳沢大地(2年)=日大藤沢高=が、持ち味の打たせて取る投球で7回を3安打無失点と好投。昨年までのエースで現西武育成の赤上優人投手(22)を目標に、春初制覇へ貢献する。なお昨秋優勝の東日本国際大は部員に新型コロナウイルス感染者が出た影響で第1、2週を欠場する。

 初めてのリーグ戦とは思えない堂々とした投球で、東北公益文科大・柳沢大が開幕戦勝利をつかんだ。先発して7回を投げ、3安打無失点。三振は2つだがフライアウト10、ゴロアウト9で球数わずか73球と、高い制球力で打たせて取る投球を実践した。

 「緊張せず落ち着いて投げられた」と振り返った柳沢大。この日は「相手が直球に張ってきているのがわかった」とその狙いを逆手に取ると、直球に近い球速で小さく曲がるカットボールを多投。相手のタイミングを外して打ち取った。

 偉大な先輩の後を追う。昨年のドラフトで赤上が西武育成1位指名を受け、公益大出身で初のプロ野球選手となった。学年は離れているが柳沢大から積極的に声をかけ、ともに自主練習を行うなど一番近くで多くを吸収。「赤上さんはすごく練習する方だった。いろいろ話を聞いたし、刺激になります」と明かした。

 冬場は武器の制球力だけではなく、球速アップにも取り組んだ。高校時代の直球の球速は120キロ台中盤だったが、春先に自己最速の133キロを計測。まだまだ伸ばしていくつもりだ。横田謙人監督(50)は「変則で打ちづらい。右打者の内角にも怖がらずに投げられる」と評価。赤上の抜けた穴は、柳沢大ら投手陣の継投で埋めていくつもりだ。

 リーグ戦は秋に1度優勝経験はあるが、春はまだない。「チームにいい流れを持ってくる投球をしたい」と次戦に向けて意気込んだ柳沢大。春初優勝へ、これからも凡打の山を築いていく(有吉 広紀)

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