【楽天】松井裕樹、“魂の3連投”で1回0封「ゼロで抑えられたのがよかったです」

9回から6番手で登板した松井裕樹(カメラ・佐々木 清勝)
9回から6番手で登板した松井裕樹(カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リーグ 楽天8―8ソフトバンク(10日・楽天生命パーク)

 楽天はソフトバンクと8―8で引き分けた。3回表までに0―7とリードされたが、6回には8―7と逆転、結局追いつかれたが、12年以来9年ぶりとなる2戦連続ドローに持ち込んだ。3連投となった守護神・松井裕樹投手(25)が9回に登板し、1回0封。開幕からの連続無失点を7試合に伸ばした。

 苦しみながらも松井がスコアボードに「0」を刻んだ。8―8で迎えた9回2死一、二塁。中村晃を2球で追い込み、最後は133キロのフォークで一ゴロに打ち取り一打勝ち越しのピンチを脱出し「ゼロで抑えられたのがよかったです」。大きく吸い込んだ息を吐くと顔には笑みが浮かんだ。

 今季初登板となった3月28日の日本ハム戦(楽天生命)からここまで7戦連続無失点を継続した。「まだ(対戦カードが)一回りも終わっていないので、ここで良い、悪いは正直ない」と話したが、8日の西武戦(メットライフ)から“魂の3連投”で、守護神の仕事を完璧に遂行。価値あるドローに持ち込んだ。

 石井監督は「今日が3連投目というのは自分の頭にあった。試合前からコンディションのチェックをして松井自身とも話して、2連投では負担がかかっていないと(なった)」と、確認を行った上で9回のマウンドに送り込んだ意図を説明。松井自身も「早めに3連投をすれば(体への)耐性もついてくるので、今後もチームのために頑張ります」と頼もしい言葉でフル回転を約束した。

 「防御率1点台」を目標に掲げる今季は、7戦3セーブ、防御率0・00と圧巻のパフォーマンスを発揮し、不動のストッパーとしての地位を再確立した。19年セーブ王の実力は、まだまだこんなものではない。(長井 毅)

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