【プチ鹿島の本音】「北の国から」の五郎って究極のテレワーク!?

プチ鹿島
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 報知野球面の名物コラム「仙ペン」が毎回どんな題材を持ってくるか楽しみです。

 4月4日は田中邦衛さんを偲(しの)び「北の国から」について書いていました。ドラマ初回の放送は81年で、この年ルーキーだったのが原辰徳だと。そういえば思い出した。富良野のあの質素な家でラジオから野球中継が流れるシーンがあったけど、打者はタツノリだった。私は昨年の巣ごもり時に「北の国から」を改めて見ていたので、「このとき新人だった原さんは今は監督をやっている」と時の流れにしみじみしたのです。あれから40年、毎年プロ野球が当たり前のように行われている重さも感じました。非日常のときだから日常の偉大さを噛(か)みしめた。

 同時に「北の国から」の放送開始から40年で変わったものについても考えた。今ならあのラジオから流れる試合は地元の北海道日本ハムファイターズだろう。プロ野球のフランチャイズ化が進んだことを確認できるはず。ドラマは経済的な豊かさがもてはやされた時代では異色だった。地方が主役ということにメッセージ性を感じましたが、今では脱都会の動きはコロナ禍で普通に目にする話題となった。つまり黒板五郎(田中邦衛)は時代を先取りしていたのか!? 五郎がやっていたのは究極のテレワークだったのかもしれない。すいません、考えすぎました。

 では「今」から変わっていくものはなんだろう。先日、娘の小学校の入学式に出席したらコロナ対策で簡略化されていた。来賓のあいさつはなし。30分くらいで終了したのですが、みんな気づいたはずだ。ずっとこのスタイルでいいじゃないかと。今まで変えられなかったものを思い切って変える機会なのかもしれない。

 ただ、プロ野球の9回引き分けという簡略化は今年だけで終わりますように。(時事芸人)

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