コニカミノルタ山本浩之コーチが東洋大牛久高の監督に就任発表「世界で活躍する選手を育成したい」

コニカミノルタのコーチから東洋大牛久高の駅伝部監督に転身した山本浩之氏(写真提供・コニカミノルタ)
コニカミノルタのコーチから東洋大牛久高の駅伝部監督に転身した山本浩之氏(写真提供・コニカミノルタ)

 陸上のコニカミノルタは9日、2017年世界陸上男子マラソン日本代表補欠で、2019年の東京五輪マラソン代表選考会(MGC)で12位だった山本浩之コーチ(34)が8日付けで、茨城・東洋大牛久高の駅伝部監督に就任したことを発表した。

 就任の経緯について、コニカミノルタは「山本浩之コーチは、2020年度まで現役選手として活躍し、21年4月1日に当部のコーチに就任いたしました。選手時代に培った経験をコーチ業に活かし、変革期を迎えるチームを支え、将来的には指導者としてのキャリアを考えていました。そのような中、山本コーチの母校である東洋大学の附属牛久高校陸上競技・駅伝部より監督就任の依頼をうけ、若い選手への指導を通じて陸上界に貢献していきたいという山本コーチと同校の意思が合致し、監督就任へと至りました」(原文まま)と説明した。

 山本監督のコメントは以下の通り。

 「この度、東洋大学附属牛久高等学校陸上競技・駅伝部(男子駅伝部門)の監督に就任することとなりました。日本のみならず海外のレースで得た経験を活かし、将来、世界で活躍する選手を育成していきたいと考えております」(原文まま)

 山本監督は昨年11月に1万メートルで28分27秒37の好記録をマークし、今年元日のニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)でも5区を走った(区間11位)。4月1日にコニカミノルタで選手からコーチに就任することが発表されたばかりだった。まだ、34歳と若く、現役のトップランナーに近い走力を持つ山本監督が高校の指導者に異例の転身となった。

 山本監督は埼玉・川口北高3年時までサッカー部に所属し、主にサイドバック、MFとしてプレー。3年時の5月から陸上を始め、2か月後に5000メートルで14分42秒を記録した。東洋大4年時の箱根駅伝では故障を抱えながらエース区間の2区でタスキをつなぎ、母校の初優勝に貢献した。また、大学時代には教員免許を取得している。2019年に全国高校駅伝に初出場し、さらに強化を図る東洋大牛久高が、様々な経験を持つ山本監督に白羽の矢を立てた。

 温厚な性格の山本監督は東洋大、コニカミノルタでリーダー役を務め、指導者としての資質を十分に持つ。つい3か月前まで、日本のトップレベルで戦っていた34歳の山本監督が、どのように高校生ランナーを導くか、注目される。

 ◆山本 浩之(やまもと・ひろゆき)1986年4月30日、与野市(現さいたま市)生まれ。34歳。川口北高では3年時までサッカー部に所属。3年時の5月から本格的に陸上を始め、その2か月後に5000メートルで14分42秒をマーク。東洋大の佐藤尚コーチにスカウトされ、2005年に東洋大に入学。箱根駅伝に3度出場し、1年7区13位、2年3区5位、4年2区17位。4年時の2009年大会では東洋大初優勝メンバーに名を連ねた。2009年に卒業し、コニカミノルタに入社。自己ベストは5000メートル13分45秒43、1万メートル27分55秒40、マラソン2時間9分12秒。172センチ、54キロ。

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