【宏太’sチェック】札幌・金の退場、一か八かのプレー絶対ダメ

後半、VAR判定の末に退場する札幌DF金(右)とペトロヴィッチ監督
後半、VAR判定の末に退場する札幌DF金(右)とペトロヴィッチ監督

◆明治安田生命J1リーグ第8節 FC東京2―1札幌(8日・味スタ)

 勝敗を分けたのは状況判断の差だった。F東京の選手はどういう展開になっても対応できるよう、うまく試合を運んだ。数的有利の時間がありながら札幌が勝ち点に結び付けられなかったのは、その差に尽きる。

 退場者が出たチームは相手も同数にしたいと考え、そういうプレーを仕掛けてくるもの。特に外国籍選手はそう。後半14分に金が退場となったのは、ディエゴオリベイラが反則を導くようなプレーをし、金も軽率に行った結果。前半に小柏が同様な場面で倒され、相手は一発退場だったのだから。それを考え、こっちにもレッドが出ることを想定できていれば、無理に止めようとはならないはずだ。

 相手はボールを持っているんだから持っていない金の方が速いのだし、コースさえ切っておけば後ろにGKだっている。それを遅れて倒しては相手の思い通り。1対1になるようなカウンター機を作ったことも問題だが、その時の状況を見て、自分が今どうすべきかの判断に欠けていた。ファウルに頼らず、自分の力を信じて何とかする。それで無理なら仕方ないこと。一か八かのプレーは絶対にしてはいけない。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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