J1北海道コンサドーレ札幌のナイジェリア代表FWオケチュク・ガブリエル(25)が一両日中に来日することが8日、分かった。9日にもクラブから正式発表される。
今季、モロッコのウィダード・カサブランカから完全移籍で新加入。新型コロナ禍で来日めどが立たず同国で調整を続けていたが、この日までにビザ申請が通り、障害がなくなった。来日後は陰性確認、Jリーグが一括管理する福島・Jヴィレッジでの2週間の待機期間を経て、4月下旬にチーム合流予定。早ければ、5月上旬デビューを目指す。
前節・F東京戦(7日)で大卒FW小柏剛(22)が左肩を脱臼するなど前線事情の苦しい札幌にとって、188センチの長身かつ左利きという希少な点取り屋の来日は吉報。今季の体制がようやく整い、上位浮上への追い風にしていく。