【巨人】高橋優貴、前回被弾の佐藤輝明に「一本も打たせない」雪辱2勝…甲子園初勝利

2勝目を挙げた高橋(カメラ・中島 傑)
2勝目を挙げた高橋(カメラ・中島 傑)

◆JERAセ・リーグ 阪神0―3巨人(8日・甲子園)

 走者を出しても動じず、高橋は打者を冷静に抑え込んだ。初めて安打を許した6回。1死から近本に右前安打を浴びたが、気持ちをすぐに打者に向けた。「阪神の打者陣は、全体的にここ2試合振れている印象があったので、ヒットを打たれても次のバッターで1つアウトを取ることを意識しました」。続く糸原を二飛、最後はマルテを空振り三振に仕留めた。

 初回から飛ばし、6回途中まで阪神の強力打線を無安打に抑える圧巻の投球。「いつ交代してもいいように、全力で投げました」。8回、先頭の梅野に右前安打、続く山本に四球を与えたところで交代となったが、自己最長の7回0/3を2安打無失点。直球にスライダー、得意のスクリューを効果的に織り交ぜ、チーム唯一となる2勝目を挙げた。甲子園初勝利となった高橋は、「小さいころから甲子園はあこがれの場所だったので、こうして勝つことができて気分がいいです」と笑顔で喜びをかみしめた。

2回1死一塁、佐藤輝(右手前)を空振り三振に仕留めた高橋(カメラ・石田 順平)
2回1死一塁、佐藤輝(右手前)を空振り三振に仕留めた高橋(カメラ・石田 順平)

 一段と気合が入っていた。2回1死一塁、佐藤輝との対戦。この日最速146キロで空振り三振に仕留めた。3月14日のオープン戦(甲子園)で高橋は5回1失点ながら2軍降格。佐藤輝に一発を浴びており、リベンジに燃えていた。「1球で甘い球を捉えるいいバッターだと思う。前回は打たれてるんで、今日は一本も打たせないつもりでマウンドに上がりました」。5回の第2打席は、吉川の好捕で二直。7回の第3打席は内角高めの121キロスライダーで三飛に封じ込んだ。

2勝目を挙げた高橋優貴(右)を迎える原辰徳監督(カメラ・石田 順平)
2勝目を挙げた高橋優貴(右)を迎える原辰徳監督(カメラ・石田 順平)

 悔しい気持ちをバネに、強い気持ちで最後の一枠をつかみ取った左腕は、1日の中日戦(バンテリンD)で今季初勝利。開幕2試合で14回を投げ、防御率は0・00。宮本投手チーフコーチは「6男坊がやってくれました!」と高橋を絶賛。今季初の0封リレーの先陣としてチームの連敗を止めた左腕は「投手陣が粘って、最少失点で抑えればこういう試合ができる。長いイニングを投げて、勝てるようにこれからも頑張ります」と期待に応える覚悟を見せた。先発ローテを支える左腕は、今後も勝ち星を積み重ねる。(灰原 万由)

試合詳細
2勝目を挙げた高橋(カメラ・中島 傑)
2回1死一塁、佐藤輝(右手前)を空振り三振に仕留めた高橋(カメラ・石田 順平)
2勝目を挙げた高橋優貴(右)を迎える原辰徳監督(カメラ・石田 順平)
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