【オリックス】平野佳寿、NPBで1286日ぶりセーブ!ドタバタ緊急リリーフで締めた

9回2死満塁、荻野を中飛に打ち取り、雄たけびを上げる平野佳
9回2死満塁、荻野を中飛に打ち取り、雄たけびを上げる平野佳

◆パ・リーグ ロッテ1―5オリックス(8日・ZOZOマリン)

 土壇場のドタバタ劇を緊急リリーフの平野佳が締めた。4点差の9回、抑えの漆原が2四球などで2死満塁のピンチを招いた。一発出れば同点。そんな危機で指名されたのは、メジャー帰りの右腕だった。

 いきなり3連続ボール。敵地スタンドが盛り上がった。しかし、日米通算164セーブ、189ホールドのベテランは冷静だった。「打ち損じてくれ、くらいの感じ。思い切り腕を振って、腹をくくって真ん中でいいからと。四球でつなぐのだけが一番嫌だったので」。そこから3球連続で直球。フルカウントからの6球目、気迫の球で荻野を中飛に抑えた。NPBでは17年9月30日のソフトバンク戦(京セラD)以来1286日ぶりのセーブ。ナインとグラブタッチを軽くかわし、淡々とベンチに引き揚げた。

 打線は開幕から12戦連続2ケタ安打なしの球団ワーストを更新した。3回までに7安打で5得点も、4回以降は2安打のみで、ダメ押しできなかった。その余波で、3年目のストッパーも苦闘。しかし、平野佳が救った。

 中嶋監督は「(投手起用法は)一番いい形を探すと、前から言っていた通り」と背番号16への信頼を示した。今季はセットアッパーとして3試合で2ホールドをマークしていた平野佳は「これからも漆原が頑張っていく。彼に頑張ってほしいし、僕は与えられたところでやるだけ。今日はたまたまのセーブ」と、後輩を思いやった。チームは昨季1勝11敗だった敵地での今季初カードを1勝1敗1分けの五分で乗り切った。(宮崎 尚行)

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