コニカミノルタ山本浩之コーチが東洋大牛久高の監督に就任 トップランナーの34歳が異例の転身

山本浩之
山本浩之

 2017年世界陸上男子マラソン日本代表補欠で、2019年の東京五輪マラソン代表選考会(MGC)で12位だったコニカミノルタの山本浩之コーチ(34)が8日付けで、茨城・東洋大牛久高の駅伝部監督に就任したことが8日、分かった。9日に正式発表される。

 山本監督は昨年11月に1万メートルで28分27秒37の好記録をマークし、今年元日のニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)でも5区を走った(区間11位)。4月1日にコニカミノルタで選手からコーチに就任することが発表されたばかりだった。まだ、34歳と若く、現役のトップランナーに近い走力を持つ山本監督が高校の指導者に異例の転身となった。

 山本監督は埼玉・川口北高3年時までサッカー部に所属し、主にサイドバック、MFとしてプレー。3年時の5月から陸上を始め、2か月後に5000メートルで14分42秒を記録した。東洋大4年時の箱根駅伝では故障を抱えながらエース区間の2区でタスキをつなぎ、母校の初優勝に貢献した。また、大学時代には教員免許を取得している。2019年に全国高校駅伝に初出場し、さらに強化を図る東洋大牛久高が、様々な経験を持つ山本監督に白羽の矢を立て、4月8日付けでの就任が決まった。

 温厚な性格の山本監督は東洋大、コニカミノルタでリーダー役を務め、指導者としての資質を十分に持つ。つい3か月前まで、日本のトップレベルで戦っていた34歳の山本監督が、どのように高校生ランナーを導くか、注目される。

 ◆山本 浩之(やまもと・ひろゆき)1986年4月30日、与野市(現さいたま市)生まれ。34歳。川口北高では3年時までサッカー部に所属。3年時の5月から本格的に陸上を始め、その2か月後に5000メートルで14分42秒をマーク。東洋大の佐藤尚コーチにスカウトされ、2005年に東洋大に入学。箱根駅伝に3度出場し、1年7区13位、2年3区5位、4年2区17位。4年時の2009年大会では東洋大初優勝メンバーに名を連ねた。2009年に卒業し、コニカミノルタに入社。自己ベストは5000メートル13分45秒43、1万メートル27分55秒40、マラソン2時間9分12秒。172センチ、54キロ。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請