UWFと全日本プロレスがハードヒットでつながった…金曜8時のプロレスコラム

「LIDET UWF」のTシャツを着てプレ旗揚げ戦を発表した田中稔
「LIDET UWF」のTシャツを着てプレ旗揚げ戦を発表した田中稔

 プロレス新団体「GLEAT(グレイト)」を主催するリデットエンターテインメンが6月9日に東京・新宿FACEで「LIDET UWF Ver.0」を開催する。

 GLEATは昨年10月15日に東京・後楽園ホールでプレ旗揚げ戦「GLEAT Ver.0」を開催。元UWFの田村潔司(51)=U―FILE CAMP=がエグゼクティブディレクターで、“UWFを消した男”長州力(69)がオブザーバーを務める、まさに“混ぜるな危険”な団体だ。

 プレ旗揚げ戦では、UWFルール(2試合)は船木誠勝(52)、田中稔(48)らU系選手が出場し、プロレス(3試合)は秋山準(51)、杉浦貴(50)、藤田和之(50)ら長州のベースであるアマレス出身選手が登場した。

 リデットでは、6・9「LIDET UWF」とは別に5月26日に同じ新宿FACEで「G PROWRESTLING Ver.0」を開催することも発表しており、今回はUWFとプロレスを分立してのプレ旗揚げ興行となる。その2つのブランドを器用に往来できる存在が田中稔だ。

 プロフェッショナルレスリング藤原組でデビューし、格闘探偵団バトラーツを経て、新日本プロレスではマスクマンのヒートに変身、IWGPジュニアヘビー級王座を奪取し、全日本プロレスでは世界ジュニア、プロレスリング・ノアではGHCジュニア奪取とメジャー3団体のジュニア王座を制覇した“ジュニアの巨人”。

 3月1日付けでGLEATに入団し、UWF Rule Technical Officerに就任した。今月7日にリデットエンターテインメントの鈴木裕之社長とともに会見し、6・9新宿FACE大会で、「LIDET UWF」と「ハードヒット」の全面対抗戦を発表した。

 「ハードヒット」は船木が旗揚げしたパンクラス出身の佐藤光留(40)=パンクラスMISSION=の総合格闘技系プロレス団体。13年にわたってU系プロレスを貫いており、UWFを名乗る以上は避けては通れない。田中は「交流戦ではなく対抗戦なので、最低でも全勝。結果はすべて、内容でも圧倒して『LIDET UWFすげぇなぁ』という印象一色で終わらせたい」と意気込んだ。

 LIDET対ハードヒットという図式はどこかで見たばかりだ。今年2月20日の全日本プロレス名古屋大会で世界ジュニア王座を奪取したCIMA(43)が3月13日にGLEATに入団。4月25日の全日本・後楽園ホール大会でCIMAの王座に佐藤が挑戦することが決まった。CIMAは3月21日の全日本・京都大会で王座防衛後に佐藤が挑戦表明すると「GLEATにはUWFがあるんや」と受けて立った。この一連の流れが全日本プロレス対UWFにまで発展するのか? まずはLIDET UWFの勢力拡大に期待したい。(酒井 隆之)

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