◆オリックス5―1ロッテ(8日・ZOZOマリン)
勝てば開幕5連敗を帳消しにする5連勝で勝率5割だったロッテだが、序盤でオリックスに主導権を握られ、そのまま押し切られた。
4点を追う9回には2死満塁と最後の見せ場を作ったが、荻野貴司外野手(35)が中飛に倒れ試合終了。井口資仁監督(46)は「最後はいい形でつなげた」と打線の粘りを評価したが、オリックスの先発・山本を相手に序盤からリードを奪われる展開に「(山本は)いい投手だけに、最少失点でいかないと。序盤でああいう形になって、気持ちよく投げさせてしまった」と、渋い表情で敗戦を振り返った。
3回までに5点を失った先発の本前郁也投手(23)について指揮官は「(プロ初勝利あげた)前回も真っすぐをカチンといかれてた。少し(状態が)落ちてきたかな。もう1回しっかり調整が必要かなと感じます」と、先発ローテから外して再調整させる考えを示した。