◆明治安田生命J1リーグ 第8節 神戸 1―0 大分(7日・ノエビアスタジアム神戸)
日本代表FW古橋亨梧(26)の3試合連続ゴールが決勝点となり、神戸がホームで大分に1―0で勝利。今季初の3連勝を達成した。前半11分、元日本代表MF山口のクロスに対して相手GKの前にポジションを取ると、ゴールに背を向けた状態から頭で合わせてネットを揺らした。今季5得点目となる技ありの一撃に「(ゴールの位置は)この辺だろうと感覚で。うまく合わせられた」と納得の表情。チームは2017年4月以来4年ぶりとなる3位浮上を果たした。
採点、寸評は以下の通り。
三浦淳寛監督【6・0】狙い通り先手を取って3連勝。読みが鋭かった
GK前川黛也【6・0】ピンチ少なくとも集中切らさず。コーチングも〇
DF菊池流帆【5・5】対人では圧倒。パス出しのリズムが良くなればなお良し
DF山川哲史【5・5】CBでも右SBでもそつなくこなせるのは大きい
DF小林友希【5・5】ビルドアップを狙われ苦戦。好フィード見せた場面も。
DF酒井高徳【6・0】豊富な運動量で攻守に貢献。後半3分に郷家に好クロス
DF初瀬亮【―】後半39分IN。時間短く採点なし
DF桜内渚【―】後半39分IN。時間短く採点なし
MFサンペール【6・0】キープ力と展開力は不可欠。守備での激しさも光る
MF山口蛍【6・5】古橋への絶妙クロスで先制点演出。中盤の守備でも君臨
MF中坂勇哉【5・5】ハードワークで相手の攻撃を停滞。攻撃で存在感見せられれば
MF井上潮音【6・0】酒井、山口とのパスワークが攻撃の起点となった
MF増山朝陽【5・5】後半15分IN。途中出場で自分の役割きっちり
FW郷家友太【6・0】FWでもボランチでも的確な動き。欲を言えば1点
FW古橋亨梧【7・0】苦しい時にチームを救う。文句なしで今回もMOM
FW藤本憲明【―】後半39分IN。時間短く採点なし
※平均点は5・5~6・0。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ