【高校野球】69歳の鵡川・小池啓之新監督 3年半ぶり復帰戦勝った…駒大苫小牧と練習試合

ベンチで戦況を見る駒大苫小牧・佐々木監督
ベンチで戦況を見る駒大苫小牧・佐々木監督
ベンチから指示を出す鵡川・小池監督
ベンチから指示を出す鵡川・小池監督

◆練習試合 鵡川8-1駒大苫小牧(北海道むかわ町、田浦球場)

 高校野球の指導者として甲子園に4度出場し、今春就任した鵡川の小池啓之新監督(69)が7日、むかわ町内で初の練習試合を佐々木孝介監督(34)率いる駒大苫小牧と行い、8―1で勝利した。約3年半ぶりに現場復帰した指揮官が初戦を白星で飾った。

 黄色いメガホンを片手にタクトを振るった。「自分を信じろ!」。ナインはその声に応え、昨秋全道8強の相手から10安打8得点。4―1の5回無死一、二塁では初球からバスターを仕掛け、6番・木川幹太捕手(3年)が一塁線を破る適時三塁打でダメ押しの2得点を挙げた。小池監督は「自分がやる野球を示せた」と話した。

 念願の復帰戦だった。小池監督は佐々木監督を「息子みたいな存在」と言う。駒大の後輩で旭川南時代は自宅に泊めて“指導者研修”を行い、毎年の初試合を戦った。監督を一度、勇退した17年夏のラスト練習試合では駒大苫小牧の部員120人が旭川に駆けつけ胴上げされた思い出もある。その佐々木監督と試合を戦いスタートを切った。

 新入生を加え部員50人で戦う。春季大会室蘭地区で対戦する可能性もあり「課題はまだたくさんあるが駒大苫小牧を倒せば円山でも勝負になる」。旭川龍谷(2度)、鵡川、旭川南で甲子園に出場経験がある指揮官が、強豪私立に負けずに甲子園を目指していく。(西塚 祐司)

 ○…04年夏の甲子園初優勝の主将である駒大苫小牧の佐々木監督は思い入れ深い小池監督の現場復帰を「感動してます」と喜んだ。大学時代は小池監督が指揮する旭川南を訪れ、泊まり込みで“指導者研修”も経験した。17年夏に勇退する話を聞いた時は号泣したという。「同じ地区になり、よし頑張ろうという気持ちになった。次は絶対負けない」と闘志を燃やした。

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