前田健太が日本勢一番乗りの今季初勝利 メジャー通算150試合登板の節目を白星で飾る

ツインズの前田健太投手(ロイター)
ツインズの前田健太投手(ロイター)

◆メジャーリーグ タイガース2―3ツインズ(7日・デトロイト=コメリカパーク)

 ツインズの前田健太投手(32)が7日(日本時間8日)、敵地でのタイガース戦に先発。6回を投げ、本塁打を含む7安打2失点、6三振1四球で今季初勝利を挙げた。メジャー通算150試合登板の節目のマウンドで、日本選手では今季一番乗りとなる白星をつかんだ。

 「何とか1点差を守りきって、粘ることができた。開幕投手を任せてもらったのに勝てなかった悔しさもあったし、2試合目で勝ちがついて、僕自身、楽になった」

 中5日の今季第2戦でシーズン白星を挙げた前田に安堵感が漂った。

 シーソーゲームの展開で再三のビッグプレーが飛び出した。まずは2回。先制されて、なおも一、三塁からレイエスを投直。三塁走者が飛び出しており、併殺で失点を最小限に食い止めた。6回は無死一塁からカブレラに左越え二塁打を許したが、見事な中継プレーで生還を阻止した。更に1死満塁とピンチが続くが、スクープは右飛。三塁走者のカブレラも本塁で刺して、無失点で切り抜けた。「あのプレーがなかったら、勝てていなかった。今日はたくさん、野手に助けてもらった」。75球のクオリティスタート。6回2失点で降板した右腕は野手に感謝した。

 「悪い時にゲームをつくることができないことが多かったが、去年あたりから粘りながらゲームをつくることができている。こういうピッチングを1年間通してやっていければ、いい結果がついてくると思う」

 この日はメジャー通算150試合登板。6年の歳月を経て、成長を実感した節目のマウンドでもあった。ドジャースでの2016年4月のデビュー戦初勝利から先発で116試合、中継ぎで34試合に登板し54勝36敗6セーブ。どの試合も全力で腕を振ってきた。

 「良い経験も苦しい経験もした。年数を重ねながら、成績が下がっていくというより、僕自身が成長できていると思う。このチームに来て、レベルを上げることができているのは、自分にとってプラスになっている」

 昨年はサイ・ヤング賞候補2位となり、ツインズのエースに君臨。今季はタイトル獲得にも期待が膨らむ。150試合登板は通過点に過ぎない。(一村 順子)

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