昨年末までインドネシア1部アレマFCでプレーしていたMF赤星貴文(34)=藤枝東高出=が引退することが7日、分かった。きょう8日にも本人のSNSで発表される予定だ。
赤星は清水ジュニアユースで全国制覇を経験後、藤枝東高へ進学した。背番号10を背負い、全国選手権と全国総体に2度ずつ出場。世代別代表にも選ばれ、卒業後はJ1浦和に入団した。08年にJ2水戸、09年には当時J1の山形へ期限付き移籍した。当時JFLだった金沢に在籍していた10年にラトビア1部SKリエパーヤ・メタルルグスへ移籍。欧州CL予備予選にも出場した。
その後もポーランド、ロシア、タイ、イラン、インドネシアのクラブに所属し、日本を含めると計7か国でプレーした。引退決断の理由を周囲には「やりきった」と話しているといい、今後はサッカー関連の仕事に従事する予定だという。