【名古屋】7戦連続無失点、J1最長タイ…14年浦和に並んだ

前半、ボールを争う湘南・名古(右)と名古屋・相馬
前半、ボールを争う湘南・名古(右)と名古屋・相馬
J1の連続無失点記録
J1の連続無失点記録

◆明治安田生命J1リーグ第8節 湘南0―0名古屋(7日・レモンS)

 今季1失点と堅守が光る2位の名古屋は湘南と0―0で引き分け、2014年の浦和が記録した7試合連続無失点のJ1記録に並んだ。

 またしても守備陣の奮闘が光った。攻守が激しく入れ替わる前半14分。湘南MF高橋諒のシュートコースをDF丸山が絶妙な間合いで消し、同28分にはGKランゲラックが素早い寄せでFW町野の決定機を阻止した。前半終了間際には、日本代表MF稲垣が相手の退場を誘発する大仕事。引いて守る湘南を崩しきれず引き分けに終わり、フィッカデンティ監督(53)は「残念な気持ち。今日は湘南がやりきった試合」と悔しい表情を見せたが、決してゴールは割らせなかった。

 これで7試合連続の無失点。14年4~7月に浦和が記録したJ1の連続無失点記録に並んだ。開幕・福岡戦のオウンゴールを除けば、名古屋が最後に失点したのは昨年11月21日のホーム湘南戦(3〇1)。リーグ最少28失点だった昨季、全試合フル出場したセンターバックの丸山らを中心に声をかけ続け、カウンターのリスク管理も徹底。最後に失点を喫した相手をこの日は0封に抑え、堅守の健在ぶりを見せつけた。

 19年9月に就任したフィッカデンティ監督はイタリア出身。堅守で知られる“カテナチオ”の国から来た指揮官は「ディフェンシブなチームを作りたいわけではない。いろいろな部分の向上をチームに求めた中で、徐々に結果が出てきている」とあくまで“ベース”にすぎないことを強調するが、イタリアで最も美しいとされる1―0の勝利「ウノゼロ」は今季すでに4試合。勝負強さを発揮している。

 2試合連続スコアレスドローと、悔しさも残る一戦になったが指揮官は「信頼は変わらない」と流儀を貫く。MF長沢も「失点しなければ負けない。そこの部分は土台としてあるので、引き続き0を続けていきたい」と次戦へ気持ちを切り替えた。守り切るすべ、チームの色を確立しつつある名古屋。11年ぶりのリーグ制覇へ、ゴールに鍵をかけ続ける。(小口 瑞乃)

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