◆明治安田生命J1リーグ 第8節 神戸1―0大分(7日・ノエビアスタジアム神戸)
日本代表FW古橋亨梧(26)の3試合連続ゴールが決勝点となり、神戸がホームで大分に1―0で勝利。今季初の3連勝を飾った。
前半11分、元日本代表MF山口のクロスに対して相手GKの前にポジションを取ると、ゴールに背を向けた状態から頭で合わせてネットを揺らした。今季5得点目となる技ありの一撃に「(ゴールの位置は)この辺だろう、と感覚で。うまく合わせられた」と納得の表情を浮かべた。
3月のW杯アジア2次予選モンゴル戦で2得点したストライカーが所属クラブでゴールを決めた公式戦は、昨年9月23日のリーグ戦・鳥栖戦から10連勝中。チームは貴重な先制点を最後まで守りきり、2017年4月以来4年ぶりとなる3位浮上を果たした。
自らの得点が勝利に結びついていることに「正直すごくうれしい」と声を弾ませる一方、「1試合に2、3点取れる選手にならないといけない」と気を引き締めた古橋。右太もも手術からの復帰を目指す元スペイン代表MFイニエスタが不在の中、背番号11の頼もしさは試合を重ねるごとに増している。