リバプールOB、無観客のアンフィールドでのCL逆転は困難

リバプール(ロイター)
リバプール(ロイター)

 リバプールは6日、CL準々決勝第1レグでレアル・マドリードと敵地で対戦し、1-3で敗れた。1980年代のリバプール黄金時代を支えた元アイルランド代表DFのマーク・ローレンソン氏が、英BBCにコラムを寄稿し、同第2レグでの巻き返しは”困難”と結論付けた。

 ローレンソン氏は「普通の状況なら、アンフィールドに戻って1-3からの逆転もあり得るが、今回はその普通の状況ではない。無観客だ」と記し、これまでに何度も欧州での公式戦で奇跡を起こしたアンフィールドにその魔力が失われていることを指摘した。

 2年前には歴史に残る逆転劇を演じた。2019年5月7日にアンフィールドで行われた欧州CL準決勝第2レグ、リバプールはカンプ・ノウでの第1レグで0-3完敗を喫し、敗退は必至の状況でキックオフのホイッスルが鳴った。

 結果は4-0の大勝。逆転で奇跡の決勝進出を決め、そのままの勢いに乗ってトットナムを決勝で下し、6度目の欧州制覇を果たした。

 だが、「あの夜、私はそこにいた」と証言するローレンソン氏は、「あのバルセロナ戦は試合開始前から凄まじい雰囲気だった。まさにスタジアムが揺れていた。観客があの逆転劇の大きな要因だったことは間違いない。そして無観客が続くアンフィールドで、今のリバプールは勝ち方がわからなくなっている」と書き、YNWA(ユール・ネバー・ウォーク・アローン)を合言葉に、一糸乱れぬ応援を繰り広げるアンフィールドの熱狂的なサポーター不在を嘆いた。

 今季、1月21日のバーンリー戦で黒星を喫し、リーグ戦で68試合続いたアンフィールでの無敗記録が止まると、その後はクラブ創立以来最悪となるホーム6連敗も記録した。こうした状況では有力OBのローレンソン氏でも”逆転は難しい”と記し、第2レグの展望が悲観的になるのも仕方がない。

 昨季、一昨季とリバプールが見せた不屈のカウンタープレスと驚異的な決定力は、満杯のアンフィールドのサポーターに後押しされた。ただ、今季のホーム戦績を見る限り、2年前のバルセロナ戦の奇跡の再現は極めて厳しい状況になっている。

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請