北朝鮮の東京五輪不参加「先陣切るインパクト求めたか」…辺真一氏

辺真一氏
辺真一氏

 コリア・レポート編集長の辺真一氏は北朝鮮が東京五輪への不参加を表明したことについて、「大会3か月前という早い時期だが、国際社会に向け、先陣を切るというインパクトを求めたのではないか」と指摘した。不参加表明は対韓国、日本、米国を強く意識したとし、「日本は大会を通じて関係を深め、拉致問題の対話などを想定したはずだが、難しい状況になった」と述べた。北朝鮮は不参加の理由について、「新型コロナウイルスから選手や関係者を守るため」と主張。対外的にも「感染者ゼロ、無菌状態」とアピールするが、医療機関は脆弱で、経済的にも困窮するなど厳しい状況が続いているため、韓国とは何度も対話の機会を模索してきた。だが、辺氏は「韓国への最後の通告だろう。平昌五輪では合同チームを結成するなど友好関係をアピールし、文政権とも対話するつもりだった。今回はその意思がないことを強く示した形だ」とした。

 辺氏によると、北朝鮮国内では、男女の重量挙げがメダル候補と言われ、射撃などの個人競技でもメダル獲得が期待されていた。「北朝鮮は五輪を国威発揚に利用してきたが、今回は不参加をカードに使った。IOCや中国が参加するよう説得に動く可能性もあるが、なかなか難しいのではないか」と語った。

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