大谷翔平“皆勤SHOW” 代打で死球…怒りのVホーム

8回、勝ち越しの生還をした大谷(中)(ロイター)
8回、勝ち越しの生還をした大谷(中)(ロイター)
大谷の今季成績
大谷の今季成績

 4日(日本時間5日)に投打のリアル二刀流出場で本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平投手(26)が足でも魅せた。5日(同6日)、本拠地アストロズ戦の8回無死一、二塁に代打で登場。死球を受け三進後に一ゴロで本塁へ突入すると、快足に慌てた一塁手が悪送球して決勝のホームを踏んだ。先発登板の前後の試合に両方出場したのは日米通じて自身初。チームは逆転勝ちでア・リーグ西地区首位に立った。

 大谷が足で決勝点をもぎ取った。前日はメジャー4年目で初めて投打同時出場。5回に本塁で相手走者との交錯プレーがあったため、大事を取って先発を外れていたが、勝負どころで出番がやってきた。

 2点ビハインドの8回無死一、二塁、マドン監督が「代打・大谷」をコールした。大歓声の中で打席に立つと、横手投げ右腕スミスの0―1からのスライダーが右膝やや上に当たった。一転して起こった大ブーイングの中、投手をにらみつけながら一塁へ歩いた。

 その後同点に追いつき、なお1死一、三塁。三塁走者としてウォルシュの一ゴロで猛然と本塁へ突入した。大谷の快足に慌てた一塁のグリエルが本塁へワンバウンドの悪送球をして勝ち越しのホームイン。前夜に負傷した左足の懸念を吹き飛ばす走塁に、エンゼルスベンチから拍手の嵐が起こった。一挙4点を挙げる逆転勝利に貢献し、マドン監督は「全員に持ち場があった」と喜んだ。

 先発登板を挟んでの3戦連続出場は日米通じて自身初。基本的に登板前日と登板翌日は休養日に充ててきたが、今季は開幕から5戦連続で“皆勤賞”だ。相手のアストロズはサイン盗み問題で騒動を起こしており、エンゼルスのファンは敵打者にブーイングを浴びせ、ごみ箱が投げ込まれる異様な雰囲気で結果を出した。

 6日(日本時間7日)の同戦はDHで先発復帰する。オープン戦でマメをつぶした右手中指にテーピングをするなど登板には予断を許さないが、この日のプレーで打撃には支障がないことも明らかになった。チームは3連勝でアストロズに並び、大谷がデビューして二刀流で活躍していた18年5月以来の首位に。トラウトは「(大谷が)毎日練習しているのをみんな見ている」と二刀流完全復活に期待を込めた。2014年以来の地区優勝へ、大谷がフル回転を続ける。

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