コマセまいたらしゃくしゃく!ハナダイ40センチ級も

良型ハナダイの3尾掛けに満足げな金子さん(太幸丸で)
良型ハナダイの3尾掛けに満足げな金子さん(太幸丸で)
良型ハナダイを釣り上げた中井さん
良型ハナダイを釣り上げた中井さん

 外房・飯岡沖でハナダイのコマセしゃくり釣りが面白い。飯岡港の報知指定・太幸丸では、ウイリー仕掛けなどで狙い、トップが30尾超す好釣果を記録している。サイズは30センチオーバーを主体に40センチ前後の大型も食ってくる。強い引きを堪能し、クーラーボックスを桜色に染める人が多い。ハナダイのほかマダイや黒メバル、アジなど交じりものも多彩だ。

 魚群探知機でハナダイの群れを探していた実川四郎船長(77)が、ゆっくりと船を止めた。根の上に反応があったのだ。「水深23メートルから15メートルまで誘って下さい」とアナウンスがあり、釣り開始だ。

 ウイリー仕掛けのしゃくり釣りは着底後、道糸を張り、下げた竿先を水平まで1メートルほどスーッと持ち上げコマセをまく。そこで動きを止めて魚が食う間を1~2秒取る。アタリがなければ、また道糸を巻き取りながら竿先を下げ、しゃくる。これの繰り返しだ。

 5回ほどしゃくり上げた時、竿がグンと止められた。アタリだ。ギュン、ギュンと竿先を抑え込むようなタイ特有の3段引きが伝わってくる。強い引きに「ハリス2号で大丈夫か」と不安がよぎる。ピンクのウイリーバリに掛かった34センチの良型ハナダイが上がった。

 右舷船尾では越谷市の金子哲也さん(48)が、オキアミ餌を付けて釣っていた。「朝は良型が狙えるので食わせで釣っています。食うタイミングを4~5秒と、少し長めに与えてます」という。コマセをまいて少し待つと、ギュンと竿先が引き込まれた。少し竿を立て巻き上げ始めるとまた強く引き込まれる。水面下に桜色の魚体が連なる姿が見えた。3尾掛けだ。同行していた息子の颯汰くん(15)が、すかさずタモ網ですくい、40センチ級2尾と30センチ前後のハナダイを取り込んだ。

 左舷船首に席を構えた大網白里市の中井理帆さん(25)は、会社の先輩に誘われ、昨年から本格的に釣りデビュー。とはいえコマセ釣りでの仕掛けの扱いは手慣れた様子。開始早々に連続でハナダイを上げるなど順調に数を伸ばしていった。「釣れた時の楽しさにはまっています。釣りを始めてから魚を調理できるようになりました」と笑顔で話した。

 千葉市の倉西真弘さん(46)は、ラスト30分で良型を次々に上げ、釣果は25尾を超えた。「今年は良型主体で大型が多いです。昨年3月の50尾超えには及ばないが、楽しめました」と満足そう。

 飯岡沖では1年を通してハナダイが狙える。その中でも春は特に良型が期待できる季節だ。3月19日には25~40センチを7~31尾、同26日は10~28尾と大型交じりで順調に食っている。実川船長は「今日の潮は流れが少し速かったけれど、潮が緩めばまだ数は伸びます。魚の反応は多く、これからも楽しめます」と見ている。(田中 清)

 ◆めも ハナダイ釣りの近況、乗合船は飯岡港太幸丸(TEL0479・63・1902)。乗合船は午前4時集合、同4時30分出船。料金はコマセ、氷付きで1万500円。オキアミ餌500円。港に駐車スペースあり。

 外川港大盛丸(TEL0479・23・3362)から出船する五目船でもハナダイが狙える。

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