井上尚弥が4・6世界初戴冠“記念日”に「必死に戦ってきた」 挑発カシメロへ「気にかけてあげます」とニヤリ

ダスマリナス戦に向け、練習に余念がない井上尚弥(横浜市の大橋ジムで)
ダスマリナス戦に向け、練習に余念がない井上尚弥(横浜市の大橋ジムで)

 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27)=大橋=が7年前に世界チャンピオンとなった“記念日”の6日、取材に応じ、6月19日(日本時間20日)に米ラスベガスで対戦が確実となったIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28)=フィリピン=の対策が万全であると自信を示した。

 2014年4月6日にWBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)を6回TKOで下し、当時国内史上最速の6戦目で世界タイトルを獲得した。「すごく順調。サウスポー対策も、やらなきゃいけないことをやった時の気持ちよさというのがあって、楽しくできています」。左構えのダスマリナス対策として、すでにサウスポー選手とのスパーリングを重ねており、試合までには100ラウンドを超える見込みだ。

 10日に28歳の誕生日を迎える。「35歳で引退ということで間違いなく終わりには近づいている。気づいたら世界チャンピオンになって7年。必死に戦ってきました。見た目は変わっているけど、気持ちは変わっていませんよ」と笑顔を見せながらも、言葉には力をこもった。28歳の一年の抱負を聞かれると「3試合はやりたい」と意欲的に語った。

 WBO王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)が海外メディアを通じ、ことあるごとに挑発してくる。井上は米専門誌「リングマガジン」のパウンド・フォー・パウンド(PFP、階級を超えた最強ランキング)でサウル・アルバレス(メキシコ)に次いで2位にランクされるなど、軽量級で世界のトップを走る選手だけに外野からの雑音は避けられないことだろう。それでも「カシメロが挑発している? かわいそうだから気にかけてあげます」と不敵に笑う。あっさりとジョークで返したところこそ、最強の証明だ。

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