寺村美穗が優勝「悔いなく泳いで」カツオのゲキに応えた2大会連続五輪 200M個メ

女子200メートル個人メドレーを制し、 東京五輪代表内定を決めた寺村美穂(代表撮影)
女子200メートル個人メドレーを制し、 東京五輪代表内定を決めた寺村美穂(代表撮影)

◆競泳 日本選手権兼東京五輪代表選考会 第4日(6日、東京アクアティクスセンター)

 女子200メートル個人メドレー決勝は、寺村美穗(26)=セントラルスポーツ=が2分9秒55の自己ベストをマークし優勝。派遣標準記録を突破し、2大会連続の五輪出場を決めた。「リオが終わって、このためだけに頑張ってきたので、本当にここで決められて、まずは一安心」と笑顔を見せた。

 2016年リオデジャネイロ五輪は全体9位で決勝進出を逃した。試合後に「東京五輪に出て水泳人生を終わりにしよう」と決めた。これが200メートル個人メドレーでの最後のレースになる可能性があった。「(五輪に)行けないことになったら、ここで終わりだなと思っていた。そうならないように去年から今年にかけて1年間がんばってきた」。

 5日の200メートル自由形を日本新記録で制し代表を決めた、松元克央に力をもらった。昨年4月から同じ鈴木陽二コーチの元で練習に励んでいる。「後輩ながらすごく尊敬する部分とかもあったりして、刺激をもらっていた。そのおかげもあって、しっかりトレーニングもできて、ここに立つことができている」と感謝している。レース前には「悔いなく泳いできて」と激励を受けた。

 「アスリートに向いていないんじゃないか」と思い悩んだこともあった。「負けたくない」という気持ちが沸いてこず、レース前には弱気になることが多かったが、鈴木コーチが変えてくれた。「自分よりも自分のことを信じてくれる。レース前も『お前は大丈夫だ』って言ってくれる。それが自分のなかでも自信になった」。この日は「最後のフリー(自由形)の勝負になる。フリーは強化してきたんだから、最後15メートルは死ぬ気がんばれ」と送り出してくれた。

 「練習がきちんと積めていれば弱い自分もなくなるんだなと今回すごく感じた。もっともっと追い込んでいって、3か月後にもっといいタイムを出して、大橋(悠依)選手と一緒に表彰台に上がりたい」。集大成となる東京五輪で、悲願のメダル獲得を目指す。

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