牝馬ダート交流重賞の主役候補マドラスチェックは森泰斗騎手の大のお気に入り

交流重賞で結果を出しているマドラスチェック
交流重賞で結果を出しているマドラスチェック

 美浦の斎藤誠厩舎に所属する5歳牝馬のマドラスチェック(父マリブムーン)は、昨年1月にTCK女王盃を制するなど、牝馬限定の交流重賞で奮闘中。JRAでの出走は2年近くなく、4月7日のマリーンC・交流G3(船橋)で交流重賞に10戦連続出走となり、今や地方競馬ファンにおなじみの存在だ。

 そのうち、重賞初制覇となったTCK女王盃を含む7戦で手綱を執っているのが船橋所属の森泰斗騎手。スポーツ報知で日曜にG1予想を掲載中で、全国リーディングを今年も快走している地方競馬のナンバーワンジョッキーならではの視点で、力関係、展開など、さすがの読みを見せているが、実際のレースでもその腕は光っている。

 その森泰斗騎手とマドラスチェックの相性が抜群だというのが、斎藤誠調教師。「マドラスチェックのこと、森さん好きみたい」。そう言うと、ちょっとうれしそうに続けた。「やっぱり、うまいよね。馬が動く」と、その手腕を大絶賛する。

 斎藤師の見立てを森騎手に確かめると、「たしかに、あの馬のこと好きなんですよね」と即返事が返ってきた。フィーリングというか、まさに馬が合うようだ。さらに、「もまれないほうがいいので、枠に左右される面はあります。でも、気分よくいければ、力を発揮するタイプなんです」と熱い語り口。船橋所属騎手とJRA所属の牝馬、手を合わせるのはレースの時だけだが、その特性はしっかり把握している。

 調教師が騎手に絶対の信頼を寄せ、騎手は馬にラブラブという理想の組み合わせ。思い思われの関係の“トリオ”が、今年2戦目に選んだエンプレス杯(川崎・ダート2100メートル)の結果は今後の指針となりそうだ。直線で失速して3着の内容に、トレーナーは「一度叩いて体も絞れていたし、状態は良かったからね。やはり、2100メートルが、今のこの馬にとっては長かった」と敗因を分析し、鞍上も船橋のマイル戦となる今年3走目のマリーンCを前に、「前走より短くなるのは明らかにプラス」と話していた。

 ダートの牝馬交流重賞の最高峰の一戦となるJBCレディスクラシック(11月3日)は今年の舞台は、金沢のダート1500メートル。大井の1800メートル戦で行われた昨年は2着。距離へ対応力を磨きつつ、その雪辱を果たせるかどうか。秋に向け、確かな信頼関係を築いている“トリオ”から目が離せそうにありません。

 ちなみに、この春の中央競馬のG1も森騎手の鋭い予想がレース当日の紙面に掲載中。騎乗技術とともに、そちらもお見逃しなく。(中央競馬担当・志賀 浩子)

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