馬トク会員募集中!

馬トク指数・外厩入り馬トク出馬表・成績

全レース出馬表・データ・成績を提供中  東京 中京 新潟

【桜花賞 今週のキーマン】サトノレイナス&アカイトリノムスメで国枝調教師ワンツー狙う 白毛の女王ソダシ止める

阪神JFの雪辱を期すサトノレイナス
阪神JFの雪辱を期すサトノレイナス

◆第81回桜花賞・G1(4月11日、阪神競馬場・芝1600メートル)

 第81回桜花賞(11日、阪神・芝1600メートル)に、国枝栄調教師(65)=美浦=がサトノレイナス、アカイトリノムスメの有力2頭を送り出す。アパパネ、アーモンドアイと2頭の3冠牝馬を出した名伯楽。担当の坂本達洋記者が「今週のキーマン」で、ワンツーフィニッシュの展望を尋ねた。

 ―桜花賞に楽しみな2頭を送り出します。まずはサトノレイナスからですが、前走の阪神JFはソダシに鼻差2着と惜しい競馬でした。

 「やはりマイルはどうかなという気がしていて、それにルメさん(ルメール騎手)が距離に対応した乗り方をしてくれた。スタートで出していって、ある程度の位置を取ってね。乗り方としては最高だったけど(脚が)たまるところがなくて、しまいは伸びていたけど、ソダシの方がスムーズな競馬ができていたと思う」

 ―今回も同じ舞台ですが、もっと距離はあった方がいいのですか?

 「2000メートルは欲しいよね。素質自体はあると思うし、全体的に馬格があってバネのある馬。やる気もある。同じところで2回目になるから、今度は馬の方でも分かってくれるかな。そこに望みをかけたいし、何とかしたいなという気持ち。この前の着差(鼻差)だからね」

  • 目下3連勝と勢い十分のアカイトリノムスメ
  • 目下3連勝と勢い十分のアカイトリノムスメ

 ―もう1頭のアカイトリノムスメは、3連勝でクイーンCを勝つなど勢いがあります。ご自身が手がけた3冠牝馬アパパネの子で、史上初となる母娘での桜花賞制覇も夢ではありません。

 「競馬に行っての勝負根性がいい。あとは欲を言えば、迫力というか厚みが欲しい気がするね。お母さんはキングカメハメハ産駒で力強い感じだった。この子はディープインパクト産駒らしい素軽さがあって、しまいは長くいい脚を使える。根性とかは似ているかな。金子(真人)オーナーのおかげで多く勝たせていただいているし、すごくブラッドスポーツだなと感じる。(祖母の)ソルティビッドから3代続けて(金子オーナーの所有馬)だからね」

 ―サトノレイナスとアカイトリノムスメなら、ソダシを破っての“ワンツー”も期待されるのでは?

 「まあ、欲が深いのは当たり前(笑い)。サトノレイナスは(阪神JFが)惜しい競馬で、完全に負けたわけではないからね。向こう(ソダシ)は無敗の2歳女王で金子オーナーの馬だし、挑戦できるのは楽しみだよ」

 ◆国枝 栄(くにえだ・さかえ)1955年4月14日、岐阜県生まれ。65歳。東京農工大卒業後、78年から美浦・山崎彰義厩舎で調教助手。89年に調教師免許を取得し、90年に開業する。99年のスプリンターズS(ブラックホーク)でG1初制覇。10年にアパパネ、18年にアーモンドアイで牝馬3冠を達成した。JRA通算947勝で、重賞はJRA・G1・19勝を含む56勝。

<取材後記> 今年の桜花賞は国枝番として、どちらを本命にすべきか頭を悩ませ続けている。アカイトリノムスメはデビュー前からトレーナーが「焦らずやっていく」と語っていたが、あれよあれよと3連勝。それでもまだ成長の余地を残し、大きな伸びしろがある。母娘の牝馬クラシック制覇が実現すれば、実にドラマチックだ。

 一方、抜群の素質を誇るサトノレイナスは、またひと味違うロマンを背負っている。牝馬ながら桜花賞、オークスのほか、日本ダービーと菊花賞にも登録しているのだ。「マイルでも結果を出してほしいのはあるけど、夢を広げたいなと思う」と、名伯楽の悲願である牡馬クラシック制覇への足がかりとなるかもしれない。ソダシが手ごわいのは百も承知だが、どの馬が勝っても、後々まで語り継がれる一戦となるだろう。(坂本 達洋)

阪神JFの雪辱を期すサトノレイナス
目下3連勝と勢い十分のアカイトリノムスメ
すべての写真を見る 2枚

競馬

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請