“リレー侍”は東京五輪本番まで実戦出場せず…金メダルへは短期集中仕上げ「ノウハウは積み上げられている」

2016年リオ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した(左から)山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥
2016年リオ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した(左から)山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥

 日本陸連は5日、オンラインで各種目の強化方針説明会を開催。東京五輪金メダルが期待する男子400メートルリレーは、五輪本大会まで試合に出場せずに臨むことになった。大会直前、7月に山梨県内で計画する合宿でバトンパスなどを短期集中で総仕上げする。土江寛裕・五輪強化コーチは「短時間でリレーを仕上げて、五輪へ向かっていくということになる。これまで十分にリレーのやり方やトレーニングのノウハウは、我々にも選手側にも経験として積み上げられているので、十分金メダルが狙えるリレーが組めると自信を持っている」と述べた。

 16年リオ五輪で銀メダルに輝いた“リレー侍”は、山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥の走順だった。この4選手は、5年たった今でも、トップの力をキープ。サニブラウン・ハキーム、多田修平、小池祐貴、白石黄良々ら、リオを経験していない選手も続々台頭し、17年ロンドン世陸、19年ドーハ世陸はともに銅メダルと表彰台をキープ。バトン技術などの経験が着実にチームに蓄積されているのは事実だ。

 5月1~2日に予定される世界リレー(ポーランド)は、次世代有望株を中心とした編成で、22年ユージーン世界陸上の出場権獲得を目指す方針。5月9日のテストイベントでも、海外勢の招へいの先行きが不透明なことから、リレー結成は見送った。今後、“リレー侍”入りを目指す各選手は、6月の日本選手権(大阪)で、個人種目での五輪切符獲得に集中して状態を上げていくことになる。

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