◆東都大学野球春季リーグ戦第2週第1日▽青学大4―3立正大(5日・神宮)
青学大のルーキー・佐々木泰三塁手(1年=県岐阜商)が、神宮のデビュー戦で劇的な決勝アーチを放った。
2―2の8回裏。2死二塁の場面での2球目の高めに抜けたスライダーを、思い切りスイングした。打球は高く舞い上がり、レフトのポール寄りのスタンドに飛び込んだ。
「先輩がつないでくれたので、何としても返したかった。上がりすぎたかなとも思ったが、感触的にはすごく良かった」と佐々木。高校通算41本塁打を誇り、昨夏の甲子園での交流試合でもスタンドに運んだパワーを神宮で示した。
今後の目標については「入学する時から、先輩である井口さん(現ロッテ監督)の神宮で24本という記録を塗り替えることを頭に置いていました」と佐々木。1年春からクリーンアップを任されている若き大砲の活躍が楽しみだ。