【楽天】本拠で今季最短2時間28分“スピード決着” ドラ1早川隆久、無援で初黒星 

6回にモヤに適時打を浴び厳しい表情でベンチに引き揚げる早川
6回にモヤに適時打を浴び厳しい表情でベンチに引き揚げる早川
4回、3球三振に終わりベンチに戻る浅村栄斗(右)と厳しい表情の石井一久監督
4回、3球三振に終わりベンチに戻る浅村栄斗(右)と厳しい表情の石井一久監督

◆パ・リーグ 楽天0―4オリックス(4日・楽天生命パーク)

 楽天はオリックスに0―4で今季初の完封負け。先発したドラフト1位・早川隆久投手(22)=早大=が、プロ初被弾を含む6回8安打4失点で初黒星を喫した。打線は相手先発・宮城の前に8回2安打に抑えられ、ルーキー左腕を援護できなかった。

 就任後初の完封負け。楽天・石井監督は、淡々とした口調で敗因を振り返った。「なかなか(狙い球を)絞っていけなくて、ふわふわと回を消化された。術中にはまった感じで回が進んでしまいました」。打線は2年目左腕・宮城の緩急を使った投球に翻弄(ほんろう)され、8回無得点に封じ込まれた。本拠地では今季最短2時間28分の“スピード決着”となった。

 先発の早川は3回に吉田正に2ランを被弾。0―2の6回にはモヤに2点適時打を浴びるなど6回4失点。ただ、ボールの強度も投球内容も「悪くはなかった」と指揮官。あえて指摘したのは「勝負球としては間違ってなかったけど、もう1個ケアする、ボールにするべきだった」という点だけだった。早川自身は「吉田正尚さんに打たれた場面は、一塁も空いていたのでもっと慎重に攻めるべきだった」と反省を口にしたが、ルーキー左腕に対する打線の援護が必要だった。

 2点追う展開となった4回には、制球の定まらない宮城に対して2死満塁の好機を作るも、ここで横尾が粘りを見せられず3球で二ゴロに抑えられ、逆転機を逸した。5回にはベンチ前で円陣を組み、渡辺打撃コーチが「狙い球」の指示を送ったが、最後まで対応に苦しんだ。一方で敗れはしたが、指揮官は「9回もみんなが4点ビハインドでも、ベンチの中でファイトしてくれていたので、そこらへんは頼もしく映りました」と、選手の誰もが諦めていない雰囲気に収穫を感じた様子だった。

 開幕から3カード連続勝ち越しで貯金は「3」と好スタートを切った。「一番は点を取れなかったことを引きずらないで、やっていくことが大事」と石井監督。6日から始まる敵地での首位・西武との直接対決に気持ちを切り替えた。(長井 毅)

試合詳細
6回にモヤに適時打を浴び厳しい表情でベンチに引き揚げる早川
4回、3球三振に終わりベンチに戻る浅村栄斗(右)と厳しい表情の石井一久監督
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