【巨人】丸佳浩、中島宏之、 若林晃弘、陽性確定、ウィーラー試合直前陽性判定で欠場…コロナで7人離脱

ベンチで戦況を見つめる原監督
ベンチで戦況を見つめる原監督
試合前の円陣に加わるウィーラー(右)。スタメンに名を連ねていたが、開始直前に交代となった
試合前の円陣に加わるウィーラー(右)。スタメンに名を連ねていたが、開始直前に交代となった

◆JERAセ・リーグ 巨人2―1ヤクルト(4日・東京ドーム)

 巨人は4日、中島宏之内野手(38)、丸佳浩外野手(31)、若林晃弘内野手(27)の新型コロナウイルス陽性が確定したと発表した。この3人と接触頻度が高かったと球団が判断した亀井善行外野手(38)、増田大輝内野手(27)、北村拓己内野手(25)を「特例2021」の対象として出場選手登録抹消し、9選手が入れ替え。また、ゼラス・ウィーラー内野手(34)にも陽性判定が出た。試合はヤクルトに逆転勝ちを収めた。

 3連覇に向けて走り始めたばかりのチームが、緊急事態に見舞われた。定期的に行っているスマートアンプ法によるPCR検査を3日に1軍選手、監督、コーチ、スタッフの101人に実施。そこで陽性判定が出た中島と丸、要再検査となっていた若林の3選手が4日午前、都内の医療機関でPCR検査を受けた結果、陽性が確定した。中島と若林は保健所の指示があるまで自宅待機、丸は家庭内感染を避けるため医療機関に入院となった。

 検体が3日であったことから、球団は48時間遡って行動記録を調査。1日の中日戦(バンテリンD)後の帰京時にタクシーに同乗したり、ロッカーでマスクをしながらではあるが、向き合って将棋を指していたなど、陽性判定者と接触頻度が高かったと独自に判断した亀井、増田大、北村を「特例2021」の対象として出場選手登録を抹消。仙台遠征中だった2軍からルーキーの秋広、香月、立岡が緊急帰京して1軍昇格し、計9選手が絡む大量入れ替えとなった。

 激震はこれだけではなかった。中島、丸、若林の陽性判定を受け、チームは4日午前にもスマートアンプ法によるPCR検査を1軍選手、監督、コーチ、スタッフの計86人に実施。その結果、前日には陰性だったウィーラーに陽性判定(他の85人は陰性)が出た。ここまで出場8試合で打率4割5分2厘と絶好調のキーマン。同日のヤクルト戦(東京D)にも「5番・左翼」で出場予定だったが、試合開始直前の最終スタメン表交換前にメンバー変更がコールされると、場内は騒然となった。

 保健所による濃厚接触者特定の連絡はこれからになる見込みだが、チームは亀井、増田大、北村に加え、トレーナー4人、打撃投手1人、栄養士1人、通訳1人の計10人(4日のPCR検査でも全員陰性)を本隊から自主的に隔離した。1軍トレーナーは5人のうち4人を欠くことになったため、こちらも2軍から応援を呼んで対応したという。また、東京Dの選手エリアは3日深夜から4日未明にかけて消毒作業を行ったが、ウィーラーの陽性判定を受け、4日の試合中から改めて消毒作業が入った。

 首脳陣やスタッフらを含めた1軍メンバー全員と、隔離となっている10人は5日にもスマートアンプ法によるPCR検査を再度実施する。そこで陰性を確認した上で、6日からの阪神3連戦(甲子園)に臨むことになる。

 ◆スマートアンプ法 綿棒で唾液を採取し、検査液に入れると、約30分程度で結果が判明する。PCR検査では新型コロナウイルスを検出するため、加熱と冷却を繰り返す作業が必要だが、スマートアンプ法は一定の温度で、より単純な工程で検出でき、時間短縮につながる。陽性一致率は90%といわれる。

 ◆感染拡大防止特例2021 新型コロナウイルス感染の疑い(本人および家族ほか)や発熱など体調不良の場合に適用できる。通常の登録抹消とは別にリーグに申告し、代替選手を指名する。選手数、同一選手の適用回数に制限はない。当該選手は10日間を経ずに再登録が可能(医師の所見や診断結果が必要)。代替指名選手が抹消された場合、10日間経ずに再登録が可能。

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
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