YOH、10か月ぶりリング復帰で涙のジュニア王座奪還「次はデスペラードのシングル王座に挑戦します」

エル・デスペラード(中)と金丸義信に強烈なドロップキックを見舞うYOH(左=カメラ・佐々木 清勝)
エル・デスペラード(中)と金丸義信に強烈なドロップキックを見舞うYOH(左=カメラ・佐々木 清勝)

◆新日本プロレス「SAKURA GENESIS 2021」大会 ▽IWGPジュニアタッグ選手権試合60分1本勝負 〇YOH、SHO(20分48秒 DIRECT DRIVE→エビ固め)エル・デスペラード、金丸義信●(4日、東京両国国技館、観衆4484人)

 セミファイナルのIWGPジュニアタッグ選手権で、「ロッポンギ3K」のSHO(31)、YOH(32)組が王者の「鈴木軍」エル・デスペラード、金丸義信(44)組を下し、王座を奪還した。

 左ひざ前十字靱帯断裂で昨年6月から長期欠場していたYOHだったが、10か月ぶりにリング復帰。負傷により返上を余儀なくされたベルト奪取を目指し、闘志満々でリングイン。

 しかし、デスペラードの執拗なサブミッションで痛めつけられると、SHOとともに場外での攻撃も食らう。左ひざは本調子でなく、時折、痛がる素振りも見せた。さらに金丸の足四の字固めなど徹底したひざ攻めに苦悶の表情を浮かべ、必殺のディープインパクトも受けてしまう。

 しかし、最後は金丸にコーナーポストを使ってのSHOとの合体ショックアローをきめ、最後はYOHがDIRECT DRIVEで3カウントを奪った。

 選手生命の危機を脱しての王座奪還にリング上で涙をぬぐったYOH。マイクを持つと、「たくさん応援してくれたファンの皆さんがいたから、俺は今日、このリングに帰ってこれました。新生・ロッポンギ3Kとして、新生の自分自身として今日、タッグベルトがここにあります」と続けた。

 さらに前を見つめると「次はデスペラードの持つIWGP(ジュニア)シングルのベルトに挑戦します!」と堂々、言い放った。

 バックステージでもYOHは「ケガをしてから今日までたくさん悩んだし、たくさん悔しかったし、たくさん迷ったけど、でも、その分、たくさん練習したし、たくさん考えたし、たくさん、支えてくれる人たちがいたから、ここまで来れました」と汗まみれの顔でニッコリ。

 「不安だったけど、リングに上がったらそんなの関係なくて、楽しくて、そして、心の底から思ったことがあります。パートナーが、SHO君で良かったです。ロッキー(・ロメロ)さんがいて良かったです。ROPPONGI3Kで、CHAOSで良かったです。プロレスやってて良かったです。感謝の気持ちを忘れずに、これからもプロレス、頑張っていきます。そして、今日がゴールじゃなくて、今日が再スタートだから。さっきも言った通り、次、狙うのはIWGP(ジュニア)シングルのベルトです」と、目を輝かせて言い切った。(中村 健吾)

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