ソフトボール東京五輪メキシコ代表エスコベド「コーナーをついて投げた」 日本代表6人擁する打線を「0封」

スポーツ報知
延長10回を完封したエスコベド

◆ソフトボール ▽日本リーグ女子1部第1節 第2日 豊田自動織機 1―0 ビックカメラ高崎(4日、兵庫・ベイコム野球場)

 ソフトボールの日本リーグ女子1部第1節が4日、国内3会場で有観客開催された。兵庫会場では、東京五輪日本代表エース・上野由岐子(38)=ビックカメラ高崎=と五輪メキシコ代表右腕のダラス・エスコベド(28)=豊田自動織機=による投手戦が繰り広げられた。上野は延長9回途中に負傷交代するまで、8回2/3を3安打、10奪三振、無失点と力投。一方、エスコベドは延長10回、154球を投じて完封。五輪日本代表が6人並ぶビックカメラ打線を3安打、11奪三振とほぼ完璧に封じ込め、チームを今季初勝利に導いた。

 五輪で日本のライバルとなるメキシコ代表のエスコベドは、日本代表で主軸を任される山本優(32)を2打席凡退に斬った。投打二刀流で、4番に入った藤田倭(やまと、30)に対しては3打席連続三振、遊ゴロと完璧に封じ込んだ。高めへの力のある直球と得意のライズボール、カーブでビックカメラ高崎打線を翻弄した右腕は「大変な戦いでした。素晴らしい打者がそろっているので(コースで)ホームベースに少しでも乗ってしまったら、ホームランを打たれる。しっかりコーナーをついて投球した」と納得の表情で振り返った。

 昨年9月の昨季リーグ第7節(3〇2)以来となる五輪2大会メダル獲得の上野との投げ合い。エスコベドは「上野投手は世界的に最も素晴らしい投手の一人。世界一の投手と戦えて、すごくうれしく思っている。上野投手は力強く、いいピッチングをされるので、見て勉強させていただいています」と貪欲に語った。

 五輪は出場6か国総当たりの1次リーグが行われ、上位2チームが決勝に進出する。世界ランク2位の日本は、同5位のメキシコと7月22日の1次リーグでの対戦が決まっている。「五輪のためにも、チームジャパンのメンバーと対戦して、どのボール打たれるのか、打ち取れているのかというのを見ながらやっている。成長のために、いい環境でやらせてもらっているので、目標に向かって頑張り続けるだけです」とエスコベド。五輪での強敵は世界ランク1位の米国だけではない。メキシコの本格派右腕が、日本のライバルとして立ちはだかる。

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