【女子野球】ライオンズレディース、強豪対決再び制して優勝

延長10回、1点差を守ってエイジェックを下し、抱き合って喜ぶ清水美佑(左端)らライオンズナイン(カメラ・軍司 敦史)
延長10回、1点差を守ってエイジェックを下し、抱き合って喜ぶ清水美佑(左端)らライオンズナイン(カメラ・軍司 敦史)

◆第1回栃木さくらカップ第3日 ▽フリーの部決勝 ライオンズレディース3―2エイジェック=延長10回タイブレーク=(4日、エイジェックさくら球場)

 東日本の大学、クラブ10チームが参加したフリーの部の決勝が行われ、ライオンズレディース(埼玉)がエイジェック(栃木)を延長タイブレークの末に下し優勝した。

 昨年から活動を開始したライオンズレディース、18年に創部したエイジェックと新しいチームながら、双方とも多くの元女子プロ、日本代表経験者が名を連ね、昨秋の全日本クラブ選手権決勝でも対決した“2強”の再戦。前回はライオンズがねじ伏せたが、リベンジに燃えるエイジェックとの白熱した一戦となった。

 3回にライオンズが豊田京花の適時打で先制すると、エイジェックもその裏に川端友紀が右前適時打を放ち同点に。その後も両者譲らない展開が続き、8回からは無死一、二塁で始まるタイブレークに突入。10回、ライオンズが犠打と犠飛できっちり1点を決めると、エイジェックも1死二、三塁と同点のチャンス。ここで小島也弥の左飛をライオンズの左翼・楢崎涼が本塁へ好返球、タッチアウトで長い戦いが終わると、完投した清水美佑と捕手の英菜々子のもとにナインが飛びついて喜びを分かち合った。

 10回を投げたのは初めてという清水美は大会MVPにも選ばれ、「足が疲れていましたが、気持ちで投げました。打たれた瞬間、(逆転サヨナラ負けが)よぎりましたが、併殺で終わって良かった。エイジェックはライオンズ対策をしっかりしてきているし、良い選手が入って下位打線が存在しない気の抜けないチームでしたが、負けたくなかった。終わってほっとしました」と笑顔。主将の出口彩香は「みんな、ここぞという時の集中力がすごかった」とナインに感謝した。

 「あそこまで行ったら、もう清水を変えられないですよね。ナイスゲーム」とナインをねぎらった新谷博監督。今大会は逆転やタイブレーク勝ちなど苦しみながら勝ち上がってきたが、「女子野球も、こんなドキドキする試合があるんだと知ってもらいたい」と、レベルの高い試合をみせた女子野球の発展を願った。

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